知っとく知識

日常で気になったことを調べて書いています。

知らないと恥をかく!?スーツのボタンに正しい絞め方ってあるの?

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スーツのボタンの絞め方に、マナーがあるのを知っていますか?

「そんなの当然知っているよ!」という方は、

確認程度に読んでいただければいいのですが、「え、ちょっと自信ないかも・・・」

「今さら人に聞けないよ」「何も考えずに全部絞めている!」

という方のために、スーツの種類ごとにボタンの絞め方をお話しますので

しっかり解決しちゃってください!

 

という私も、大きな声では言えませんが、

女性にはスーツボタンのマナーというのが特にないので

最近知って、ややカルチャーショックでした(笑)

恥ずかしい思いをしないためにも知っておきたいところですね。

結構、見る人は見ているかもしれませんよ!

 

大人になると教えてもらいにくい、そんなスーツマナーをきちんとただせば、

周りからの目が変わること間違いなしですよ!

 

「アンボタンマナー」はスーツの着こなし基本ルール

 

男性スーツの着こなしルールの基本の一つに「アンボタンマナー」というのがあります。

これは「一番下のボタンは絞めないでください」ということです。

一番下のボタン(アンダーボタン)はもともとかざりであったため、「捨てボタン」とも呼ばれます。

実はスーツって、着たときのシルエットが一番下のボタンは絞めずに着ることを

前提にデザインされているんですね。

 

二つボタンスーツの場合

 

二つボタンのスーツでは、「上一つ掛け」が基本です。

もちろん「アンダーボタン」ははずしてくださいね。

これが一番オーソドックスなスーツのタイプでしょう。

 

三つボタンスーツの場合

 

ⅰ第一ボタンが飾りボタンとなっている場合(段返りタイプといって、

第一ボタンがラペルの中ほどに位置するタイプ)は、

第一、第三ボタンを開けて、真ん中の第二ボタンのみを絞めるのが基本です。

三つボタンの場合の「ちょっと意外だなあ」と思われやすいのがこのパターンなんですよ。

このデザインは、アメリカントラディショナルタイプともいいます。

 

ⅱ第一ボタンが飾りボタンとなっていない場合は、第一、第二ボタンを絞めて、

第三ボタンを開けるという基本のマナーにそっていただければOKです!

 

スーツジャケットの下にベストを着る場合

 

いわゆる、スリーピーススーツですね。

基本的に、下に着るベストのボタンも、スーツジャケットと同様に一番下のボタンは開けておきましょう。

一番下まで絞めると、ベストにしわが入ってしまいますからね。

この場合のジャケットは、ボタン全開で着こなしましょう!

 

ダブルスーツの場合も念のために知っておこう!

 

着る機会は少ないかもしれませんが、ついでに紹介しておきたいと思います。

ダブルの四つボタンの場合は一つだけ絞めてもいいし、二つとも絞めてもどちらでもOK。

その方の好みで大丈夫です。

六つボタンのスーツの場合は、基本的に第二、第三ボタン両方絞めるのが基本です。

 

座ったらボタンは外す!

 

ここまでの説明は、あくまで立った状態での着こなしルールです。

座った時は、どのスーツの場合でも共通して、ボタンは全開にしましょう。

そして、また席から立つときに、もとの状態にボタンを絞めます。

座った時に、ボタンが絞まっていると、ジャケットが上に上がってしまって見栄えが悪いですからね。

こなれた感じに、さりげなくボタンを開け閉めできるとかっこいいです。

まとめ

 

①基本的に一番下は開けておく。「アンボタン」のルール。

②シングル二つボタンスーツは、第一ボタンのみ絞める。

③シングル三つボタンスーツは、段返りタイプのときは、第二ボタンのみを絞めて、

そうでない場合は第一、第二ボタンを絞める。

④下にベストを着る場合は、ジャケットボタンは全開で。

ダブルスーツは、四つボタンのときは、一つ絞めても、二つとも絞めてもOK。

六つボタンのときは、第二、第三ボタンとも絞める。

⑥着席したら、ボタンは全開。

 

 

こういうマナーがさりげなく身に付いている人って、素敵ですよね!

「へー、知らなかった」という方は、さっそく意識してみてください。

私もこれを知ってからは、ついついスーツの男性を見るとボタンをチェックしちゃいます(笑)

知らない人、案外多いです!

もちろん、かっこよく着こなす方法は、ボタンの絞め方のマナーだけでなく、

生地のお手入れや、似合う色のコーディネートなど上げ出すときりがありませんが、

まずはさっそく、スーツのボタンの絞め方に自信を持って、

スーツをかっこよく着こなしてくださいね!