喪服の髪型マナー特集!ロングヘアの方におススメのまとめ方
寒くなってくる季節、この季節が1番葬儀の数が多いそうです。
当たり前ですが、訃報はいつも突然です。
「誰かの死を予想して準備万端にしている」なんてこと、その方が危篤になっていない限りあり得ませんし、身内でないならば尚更です。
葬儀には喪服を着て、黒い靴、黒いカバン、袱紗にお香典・・・と瞬時に用意しないといけないものがたくさんあります。
香典に関しては、葬儀用の封筒を家にストックしておくのは縁起が悪いのでやってはいけないことですから、買いに行かなければいけません。
あれやこれやと用意をする中で、みなさんあまり気にしていないことがあります。
それは、髪型です。
特に女性に関係してきますが、ショートヘアの方は特に何もする必要がないので、当然男性はそのままで大丈夫です。
ですが、ロングヘアの女性は、気を付けなければいけません。
葬儀にも髪型のマナーはきちんと存在します。
「マナーを知らない」というイメージがついてしまう前に、これを読んで覚えてしまいましょう!
困っている人のために、葬儀で使えるおススメの髪型を紹介していきます。
葬儀について知っておきたい豆知識
お葬式のお知らせが来るのはだいたい、前日か2日前が多いです。
昔から伝わる六曜(大安・仏滅・友引 など)というのがありますが、『友引』は『友を一緒に連れていく』というイメージがあるためこの日を避ける方が多いようです。
また、「友引に葬儀をするのがなんとなく気になる」という方が増えてきたために、葬儀屋もこの日を休みとしているところが多いそうです。
ですが、本来は六曜と葬儀は全くもって関係ないそうです。
六曜とは元々、勝負事に使われていたそうで、友引は『勝負に引き分ける』という意味で、友を連れていくという意味合いはないようです。
なので、友引に葬儀屋が開いていれば葬式を行っても可能ということになります。
私も両親に友引に葬儀をすることがないと聞いていたので、ビックリですが、近所のおばさんの噂話のような感覚で、悪い情報はバーッと一気に広がるけど、本来の意味とか本当のことは中々伝わらない。
そんな感じでこの迷信も浸透していったのではないでしょうか。
何事においても物事の本質をみるって大切ですね。
間違って覚えていることが他にもありそうな気がしてきました(笑)
葬儀に参列するのにふさわしい髪型とは
それでは本題へ。
髪型を決める前に、きちんとしたマナーを理解していきましょう。
まず、葬式の連絡が入るとたいていの人は髪型に気が回らず、一つにまとめるだけのスタイルが多いと思います。
また、常に髪の毛をセットしている方は、そのまま出席してしまったり、オシャレ髪で出席してしまうことがあるようです。
ですが、本当に正しい髪型は、『地味』にすることです。
ショートヘアであれば、そのままで出席可能ですが、ロングの場合は、ショートヘアよりも派手な印象が強くなってしまいます。
相手に失礼のないような結び方をしないといけませんが、ほとんどの方が、なんとなくで結んでいるのでかえって失礼になってしまっていることがあるようです。
では、マナー違反にならないために気を付けることを紹介します。
・髪の毛はうなじ部分で結ぶ(耳より上はNG)
・飾りは必要以上にしない(Uピン・アメリカピンなどの目立たないものがベスト)
・ヘアアクセサリーは黒色
・前髪も綺麗にまとめる
・オシャレにせず、地味を目指す
が基本のマナーとなります。
葬式は、楽しい場ではないので極力目立たないようなものにします。
「だったら、何もしなくていいもいいじゃない?」と思うかもしれませんが、実は何もしないのはマナー違反になってしまうのです。
何もしないで、髪を下ろしたままにしていると、一礼したときにだらしなく見えます。
耳から落ちていく髪の毛も印象がよくありません。
ですが、例外があって、黒髪の方でしたら、うなじ部分に1つ結びで綺麗に結んであれば、失礼にならにそうです。
反対にヘアカラーをしている方は、かえってオシャレに見えてしまい、この結び方だと失礼になるそうです。
結婚式でも、新婦より目立たない髪型にするというマナーがありますから、当然、葬式にも細かいルールがあるはずですよね。
ロングヘアのまとめ方
先ほど、紹介した通り、地味に1つにまとめるのにもってこいの髪型を紹介します。
オシャレをするなと言われても、やっぱり女性は可愛く見せたいですもんね^^
飾りをつけずに、地味でも可愛いと思われる髪型にできたら最高です!
そしてもう1つ問題は、『髪型を作る時間』です。
通夜は夕方の仕事終わりに、葬式は朝からですので、あれこれ用意しているうちに髪の毛をセットする時間がなくなってしまうという人がほとんどではないでしょうか?
また、髪を自分でセットするのが苦手という人もいるはずです。
私も自分でするのは苦手な方ですが、そんな私でも簡単に手早く出来るものをお伝えします^^
(と言っても私は10分かかってしまった・・・(笑))
まずは、こちら
https://www.youtube.com/watch?v=Licb-joAP64
結び方のポイントは、巻いた髪の毛の左右のバランスが悪くならないようにすることです。
最初にやや右から入れることを意識すると真ん中がゴワゴワせずにまとまります。
続いては、こちら
https://www.youtube.com/watch?v=ttz74r5-xEI
ボブの方がモデルですが、ロングでもやり方は同じです^^
動画では、ボリュームを出すために崩していますが喪服の場合は必要ないです!
オシャレになってしまうので避けた方がよさそうですよね。
続いて、こちら
https://www.youtube.com/watch?v=veqi9JtkWj4
髪をねじるだけなので簡単ですね^^
これなら苦手さんでも出来るでしょう!
ですが、かんざしを止めるのがポイントになるので、止められない人はUピンでグサグサ止めてもいいと思います。
そして最後は、こちらです!
https://www.youtube.com/watch?v=aHfXCwgS3FM
最初にねじるところが綺麗に見えるコツですが、苦手な方は手串で髪をまとめるだけで大丈夫だと思います。
また、最後のピンは派手なので使用せず、お団子だけにしておきましょうね。
今回は4パターンを紹介しましたが、もっと簡単なものが見つかるかもしれませんので、この4つが難しいというかたは、検索してみてください^^
まとめ
色々見てきた結果、喪服に合う髪型は、『うなじ当たりの低い位置に1つにまとめる』です!
自分でアレンジが出来る人はこれだけ覚えていれば問題ないでしょう。
葬儀に出席する時には、相手を想う気持ちを忘れず参加しましょう。
地域によっては、こういった髪型も敬遠されているかもしれませんので、一度ご両親に確認するのをおススメします。