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ハロウィンのお菓子、手作りは要注意!食中毒を回避するポイント

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もうすぐハロウィン。

近所の子供達に手作りお菓子をあげる人も多いのではないでしょうか。

しかし、そこで気をつけたいのが食中毒。

お菓子を食べた子供が食中毒になってしまったら・・・。

考えるだけでも、恐ろしいですよね。

どうしたら食中毒を起こさず、おいしいお菓子を作ることができるのでしょうか。

今回は、お菓子を手作りするときの、食中毒予防のポイントをご紹介します。

三原則が大事!まずはここから試してみよう

食中毒を回避するためには、まず「食中毒予防の三原則」を守るのが基本になります。

食中毒予防の三原則

 

 

・清潔

・迅速

・加熱(または冷却)

 

 

です。

キッチンをキレイにして、すばやく作り、しっかり焼いたり冷ましたりすればいいわけです。

では、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

「清潔」・・・キッチンまわりをきれいにしよう

 

清潔といっても、簡単なことでいいんです。

作る前に手を洗うことで、手の雑菌をある程度は洗い流すことができます。

包丁、まな板、ふきんなど、道具類の殺菌もできればなおいいでしょう。

また、キッチンは使いやすいようきれいに片付けておきましょう。

片付けておけばキッチンの掃除もしやすいし、

物の間に虫が入りこんだりするのを阻止できます。

「迅速」・・・手早く作って早く食べよう

 

いくらキレイにしていても、雑菌は入ってしまうもの。

空気の中にも菌はいますし、これは仕方ありません。

であれば、入った雑菌が増えないうちに、早めに作って早めに食べるのが大切です。

例えば、ハロウィンパーティ当日に、子供たちと一緒に作ってみるのはどうでしょう。

できたてはおいしいし、お菓子作りは楽しいし、何よりお菓子の中に入ってしまった菌が増える間もなく食べることができます。

お菓子に限らず、手作りのものは、調理後2時間以内に食べるのが安全圏だと言われています。

手作りお菓子を渡す際は、「これは手作りだから、早めに食べてね」などと言って渡すといいでしょう。

子供に渡すのであれば、親御さんに「日にちをおかず、早めに食べてほしい」と伝えられると、さらにいいでしょう。

「おうちの人に渡してね」と言って、メモを一緒にあげてもいいかもしれません。

作り置きをするという場合も、できるだけ早めに食べてくださいね。

「加熱(または冷却)」・・・しっかり焼こう。冷まそう。

 

クッキーやケーキなどの焼き菓子を作る際、「中がしっとりしてるほうがいいよね」と、生焼けの状態にしてはいませんか?

お菓子の中に入ってしまった雑菌は、しっかりころすことが大切です。

ウイルス、寄生虫、細菌などは熱に弱いものが多く、しっかり焼くことで食中毒の予防ができます。

中を生焼け状態にした「フォンダンショコラ」のレシピが出回り問題になっていますが、生焼けは絶対NG。

焼くのであれば、しっかり中まで焼きましょう。

冷蔵庫や冷凍庫に入れることで、雑菌が増えるのをおさえることもできます。

 

ちなみに、フォンダンショコラは、中の生地と外の生地を別々に作って焼くそうです。

作ってすぐ食べるのなら問題ない、という意見もありますが、自分が食べるのでなければ、生焼けレシピはおすすめできません。

 

「つけない、ふやさない、ころす」が大事!

 

いくら気をつけていても、食中毒は起きるときには起きてしまいます。

しかしその確率は、三原則を守ることで下げることができるのです。

雑菌をつけない。

お菓子の中で増やさない。

しっかり焼いてころす。

これが、お菓子を手作りするうえで、大事なことです。

 

 

ここまで書くと「手作りってやっぱりリスキー・・・」と思ってしまうかもしれませんが、基本的なことを守っていれば、食中毒はまず起こりません。

手作りのお菓子は、売っているものとは違って、自分で顔を描いたり、好きな形にしたり、いろんな楽しみを味わえます。

お菓子ができていくのを見るのも、楽しいものです。

食中毒に気をつけて、手作りお菓子を楽しんでくださいね。

 

 

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お菓子作りに限らず、普段から食中毒を出さないためのヒントを紹介しています。