もうすぐ七五三の季節ですね。
ご家庭に小さなお子様がいる方はそろそろ準備をされるのではないでしょうか。
当日、失敗のないように必要なものや神社参拝の時間等、事前に調べて大成功させてあげたい。
こう思うのは親として当然の気持ちです。
ですが、「何から準備をするのか分からない」「どうすればいいの?」と悩んでいる方も多いはず!
特に初めてのお子様が迎える七五三ですと、ママも肩に力が入りますよね。
そこで今回は、子どもの初めての七五三(3歳児)で失敗しないように、準備するものや、着物の種類など、紹介していきます。
七五三当日までにすること
七五三とは、昔から行われている行事で、子どもの成長と健康、幸せをお祝いするものでした。
昔は7歳までに大病にかかって亡くなる子がたくさんいた為、健康で元気に育つようにと神様に祈っていたそうです。
こういった意味もしっかり理解しておくことも必要ですよね。
子どもに聞かれても教えてあげられますし、子どもたち自身もちゃんと意味を知っているとより楽しめるでしょう。
子どもたちと楽しむために、ママがしないといけないことはたくさんあります。
「もっとこうすればよかった」「忘れてた…」とならないように、当日までに準備をしておきましょう。
〇準備するもの
・着物(バッグ・草履なども)
・髪飾り
・写真スタジオの予約
・食事の準備(家でもお店でも)
・神社の予約
・着付け・メイクの予約
・神社の近くの駐車場(車で行く場合)
・ママやパパが着る服
〇当日持って行くもの
・着物セット(持ち込みの場合)
・髪飾り
・下駄、草履
・着替えの服一式・靴
・初穂料
・カメラ・ビデオカメラ
書き並べただけでもかなりの準備物がありますね。
これを一気にするのは大変で、イライラの元なので事前に余裕をもって準備をしましょう。
また、この時期の神社はとっても混みあうので、いつにするのかを決めて早めに予約をしておくことをおススメします。
その時に、初穂料がいくらなのか、駐車場はあるのか等、ついでに聞きたいことを質問しておきましょう。
子どもの準備でいっぱいになりがちですが、パパやママが着るものも忘れないように準備してくださいね。
ちなみに、親は着物でもスーツでもどちらでも大丈夫ですよ。
3歳児に似合う着物
七五三で1番、忘れてはいけないのが、着物ですよね。
着物を準備するときに必要な物は、『着物・襦袢・半衿・重ね衿・草履・志古貴(兵児帯)・巾着』などたくさんあります。
一般的には着物を着る際に帯を締めますが、3歳の子が帯をずっと締めているのは辛いし大変なので、今の主流は被布(ひふ)と呼ばれる着物の上から羽織る上着を着せるのが定番になっています。
人気の色や柄はこちらです↓
〇ピンク色が主の可愛らしい着物
女の子といえば、ピンク色が大好きですよね。
小さくても色の好みがしっかりある子もいるので、好きな色を選ばせてあげるのも楽しみの1つかもしれません。
〇明るい水色のキュートな着物
水色は華やかで元気なイメージですね。
ショートヘアのお子さんは似合う色だと思います。
〇ビタミンカラーで決める
オレンジや黄色のビタミンカラーは元気っこなイメージです。
とっても女の子らしくて可愛い色ですね。
〇他人と差をつけるなら
他人と同じようなものが苦手な方は、思い切って、個性的な着物にしてみては。
個人的には大好きな着物です。私が着たい…(笑)
こんな派手な着物、大人になったら着れないと思うと今がチャンスかもしれないですね。
色んな種類の着物がありますが、どんなものも子どもには不思議と似合ってしまうのです。
きっと、純粋な子どもたちはどんな色にも負けない笑顔を持っているから。
1点だけ気を付けてほしいことは、帯を締めなくていいとは言っても、長時間慣れない着物を着て動くのは3歳の体にはかなりの負担ですので、お参りが終わったらなるべく早く楽な格好に着替えさせてあげてくださいね。
着物と合わせて選びたい小物グッズ
着物が決まれば、次は小物選びです。
今は、レンタルでセットになったものが多いので、そちらを利用する方が急増しています。
確かに、初めから決まっているので何も考えなくていいですし、自宅で保存することもないので片づける手間などもなくて忙しいママにはもってこいのシステムです。
でも、「小物くらい手作りしたい」「何か作ってあげたい」と思い出になるようなものを作ってあげたいママも増えているようです。
アクセサリーなど自分で作れちゃうママは簡単かもしれないですが、不器用さんでも簡単に作れるものを紹介したいと思います。
〇髪飾り
こちらは必ず必要なものですよね。
髪飾りも長時間つけていると頭が痛くなったり、ピンを挿しているいるとかゆくなったりと子どもが我慢できないことも多々あります。
普段から使っている慣れているもので作れば、子どもも気にせず髪型が崩れずに過ごすことが出来ますよね。
〇カチューシャを使う
少し細めのカチューシャに花飾りをグルーガンやボンドでつけて乾かすだけの簡単な作業です。
これなら時間のないママも不器用さんも簡単にできそうですよね。
〇パッチンピンを使う
パッチンピンや、櫛タイプのピンだと普段から使い慣れているでしょうし、小ぶりでも大ぶりでも可愛いものが作れるので作っていて楽しいですよ。
〇ヘアゴムで楽ちん
ヘアゴムにボンボンを付ければ簡単に可愛いアイテムの出来上がりです。
〇上級編
手作りの上級編として、今まで紹介したものにプラスでぶら下がる飾りをつけたり、柄を増やしたり、つまみ細工に挑戦してみるのも、楽しいと思います。
お友達や、兄弟とおそろいにしても可愛いですね。
まとめ
小さいお子さんには帯は辛いので被布を羽織らせましょう!
それだけ忘れなければ、お子さんにとっても楽しい思い出の残る七五三になるでしょう。
色んな着物がありますが、子どもらしく今しか着られない可愛いものが見つかるといいですね。