七五三と言えば、子どもたちにとっては大事な行事ですよね。
昔から、3歳(男女)・5歳(男の子)・7歳(女の子)になる年に神社でお参りをしてこれからの、健康や長寿・幸せを願うお祝い事です。
今では普通のことですが、昔は、幼少期に亡くなる子どもがたくさんいました。
そんな中で、7歳まで生きられたことを感謝し、これからも健康に生かせたいという思いから親が子どもを想う行事として、お参りされてきたのです。
何気なくやってきたことを振り返って考えてみると、今の生活に慣れず、当たり前を当たり前と思わず、生きていることを感謝して子どもの幸せを願わなければいけないですね。
こういう由来を知ると、より一層七五三という行事を大切に子どもに思いを乗せてあげられます。
さて、私も1児の母、七五三では子どもが楽しい、嬉しいと思ってもらいたい気持ちがあります。
ママが子どもにしてあげられることと言えば、髪型やメイクではないでしょうか。
今回は、7歳の女の子に向けて、着物に合うオシャレで可愛い髪型を紹介したいと思います。
髪型と着物の相性がある?!
七五三の準備をしようと思った時、何を1番に思い浮かべますか?
大概の方は『着物』が真っ先にでてくるのではないでしょうか。
着物の柄を選んだり、髪飾りを選んだり、お子さんと一緒に決めていくのはとても楽しいですよね。
せっかくですから、お子さんの希望も取り入れてあげたいですし、一緒にやることで期待感も高まります。
ですが、ちょっと待ってください。
着物を選ぶ時に重視していることは?と聞かれると「好きな柄」「可愛い」「かっこいい」など色んな意見があります。
「髪型を重視する」という声はほとんど聞かれませんでした。
みなさん、着物や小物を選んだ後で髪型をどうするのか考え始めます。
でも実は、『髪型』こそ、着物を選ぶ時に同時に考えてほしいのです。
なぜかと言いますと、普段の洋服を着る場合には全然問題ない髪型ですが、着物となると訳が違います。
着物の色や雰囲気によって、似合う髪型とそうでない髪型がはっきり分かれるのです!
当日、似合うと思っていた髪型が、しっくりこなかったという方たくさんいました。
「もっとちゃんと決めればよかった」と後悔することの多いのが、髪型なのです。
後悔しないためにも、着物を選ぶ時に同時に髪型を考える、もしくは髪型を選んでから着物を探すようにしましょう。
7歳の女の子におススメの髪型
髪型が重要ポイントなのは分かりましたね。
それでは、これから子どもでも可愛い髪型を紹介していきます。
〇ショートヘア編
・サイド編み込み、または三つ編み
・外はねスタイル
・ボブスタイル
・前髪編み込み
髪の毛が短いとできることが少ないイメージですが、探せば色々出てきますし、美容室で相談すればもっといいアイデアがあるので、当日の朝忙しいママには助かりますね。
〇セミロング編
・サイド編み込み、または三つ編み
・巻き髪
・サイドねじり
・ハーフアップ
・1つ結び
・2つ結び
・前髪編み込み・三つ編み
セミロングになれば、出来ることの幅は広がります。
シャギーが入っている子どもは髪の毛が跳ねたりまとまらなくなってしまいますが、スプレーやムースを使って落ちるかせることで、まとめられますよ。
〇ロング編
・両サイド編み込み
・両サイド三つ編み
・ハーフアップお団子
・日本髪
・フロント編み込み
・モードスタイル
・ダウンスタイル
・和風スタイル
ロングでは、ショートでもセミロングでも出来る髪型に加えて、より色んなヘアスタイルがあります。
どれもこれも、着物に似合いますが、忘れてはいけないのが、着物の柄です!
例えばですが、キュートな着物には巻き髪よりも団子スタイルや編み込みスタイルがいいですし、シックな大人っぽい柄の着物にはモードスタイルや、巻き髪、ダウンスタイルが似合う。
というような感じで、お子さんがやりたい髪型も重視しながら、どういったものにするのか美容師さんと相談しましょう。
美容院に負けないボリュームヘアの作り方
最近では、写真スタジオを予約すると着付け・ヘアアレンジ・写真撮影がセットになっているプランもなどもあり、写真撮影のみよりもお得になっているものがたくさんあるので、利用する方が増えています。
確かに、全部自分でするには難しいし、着付けなんてプロにお願いしないと崩れる心配もありますよね。
ですが、「髪型だけでも私がやってあげたい」と思うママもいるんではないでしょうか。
そんなママに、自宅で簡単に可愛い髪型を作る方法をお教えします。
〇ウィッグを使う
100円均一に売っているので簡単に手に入ります。
また、今は昔よりも種類が増えていて、『お団子ウィッグ』『シュシュウィッグ』『巻き髪ロープウィッグ』などがあります。
髪型に合わせて選べるし、使い方もとっても簡単なので手間いらずですよ。
〇ムースやスプレーを使う
こちらも、色んなタイプの物が売ってあり、ママが日ごろ使っているものを使うのもいいと思います。
ただ、髪型に合っていないと崩れてしまうことがあるので、用途に合ったものを買うことをおススメします。
パーマにしたいなら、パーマが長続きするもの、固まらせたいところにはハードスプレーなどのように、使い分けも大事ですよ。
〇三つ編みと編み込みダブル使い
普通なら、どちらか1つにするものですが、それでは他のみんなと同じになってしまいますし、せっかくだったら普段とは違う感じにしたいですよね。
サイドから、編み込んで後ろで三つ編みお団子にする、前髪を編み込みにしてサイドを三つ編みツインテールなども雰囲気が出て可愛いですよ。
ただし、着物のイメージに合わせて組み合わせ方の確認は怠らないでくださいね。
〇飾りを派手に
着物の色や髪型の雰囲気に合わせてどのような髪飾りにするのか、お子さんと一緒に選んでみてはどうでしょうか。
かんざし、ちんころ、かのこ、下り藤、バレッタなど、いろんな飾りがあって、選ぶもの楽しいです。
個人的にですが、飾りは派手なほうが子どもらしくて可愛いと思います。
まとめ
7歳の子どもに合う髪型はたくさんあるなぁと書いていて改めて感じました。
また、可愛いものに敏感な年ごろなのできっと、ママと色んな準備をするのも楽しんでくれそうですね。
最後に、七五三の準備をするときは、『着物のイメージに合わせて、髪型とメイクを考える』ことを忘れないでくださいね。
お子さんやご家族にとって、楽しい思い出の七五三になりますように。