人によってスーツは着る機会や頻度はそれぞれあると思いますが、
いづれにしてもスーツを着るなら「ピシッとかっこよく！」と、誰しも思うはずですよね。
私もOLのころと比べると、今は着る機会は減りましたが、
その分主人のスーツのお手入れをしなくてはならなくなり、
やっぱりスーツがよれよれだったりテカテカだったりしていたら、
「奥さんちゃんとお手入れしてあげようよー！」という声が聞こえてきそうなので、
ズボラな私でも基本的なお手入れであるブラッシングぐらいはきちんとやろうと思っています。
ちなみにクリーニングに頻繁にだしすぎると、最初はいいのですが、
やはり回数が多すぎると長持ちしにくくなるとクリーニング屋さんも言っていました。
クリーニング屋さんが言うのだから、そこはそうなんでしょうね（笑）
ここではブラッシングが上手にできる、基本的な方法やコツをアドバイスします。
こんなにあるの？！ブラッシングをする効果
ブラッシングというと、毛並みを整えることや、ホコリを落とすことがその効果と思うでしょう。
それはそうなのですが、実はもっと色んな効果があるのでそれを知っておきましょう。
知ることで、あなたも「よしっ！やってやろう！」と、ブラッシングしたくなるはずです！
ホコリを落とすことで、花粉も落とせますし、目に見えないような小さな虫も落とせるので、
虫食いも防ぎやすくなります。
目には見えませんが、確実に付着してそうな、着になる匂い成分も落としちゃいましょう。
繊維の毛並みを整えるということは、押しつぶれて寝た状態の繊維を立たせることになるので、
テカリの防止につながります。
常に毛並みを整えておくと、毛玉にもなりにくくなります。
さらに、静電気が起こりにくくなるという効果もあるんですね。
そうすることで、スーツは長持ちします。
ブラッシングの頻度
スーツを着た後は毎回ブラッシングするというのが理想です。
毎回はちょっと大変！という方、わかります。当然疲れて帰宅したら、
そこから「さあ！やるぞ！」とブラッシングをするのは大変ですよね。
ですので念入りなブラッシングは、２，３回に１回として、
毎回、軽くでもいいのでブラッシングしておくのが継続しやすいでしょう。
同じスーツを連続して着るのはさけて、１回着たら、２，３日はスーツをお休みさせてあげましょう。
どんなブラシがおすすめか？
「そもそもブラシを持ってないよー」という方のために、おすすめは、天然毛の豚毛、馬毛です。
なぜかというと、静電気が起きにくいからなんですね。
静電気が起きてしまうと、せっかく落としたホコリなどを逆によせつけてしまうからなんです。
天然毛でもお手軽なところだと1000円くらいからありますし、
こだわりたいという方は、ブラシのブランドものだと10000円以上のものもありますよ。
彼がいる女の子におすすめなのが、
こだわりのブラシを彼へのプレゼントなんていうのもいいかも知れません。喜ばれると思いますよ。
実際のブラッシングの手順
まずはハンガーにかけます。
ジャケットをかけるハンガーは幅のあるものの方が幅の細いワイヤーのものより、型崩れしにくいです。
パンツ（スラックス）はつるすところがついたものにかけましょうね。
木製のハンガーは防湿効果もあるので、ベターです。
念入りにするには、まず、あえて下から上に繊維を逆なでして、ホコリや汚れをしっかり外へ掻きだします。
そのままでは、またホコリや汚れが入ってきやすい状態になってしまうので、
そのあとで、上から下へ、繊維を寝かせて毛並みを整えます。そうすると、光沢が生まれます。
時間がないときのお手軽バージョンなら、上から下へ整えるだけにしましょう。
その次に、細かい部分をお手入れしていきます。襟やラペルの裏側、ポケットの中も忘れずに。
ブラシを横になるように持って手首にスナップをきかせて、「
しゅっ！しゅっ！」という感じです。
まとめ
①ブラッシングの効果はかなりたくさんあるので、
きちんとブラッシングすればスーツを長持ちさせられる。
②理想は、スーツを着たら毎回ブラッシングする。
③豚毛、馬毛などの天然毛のブラシを選びましょう。
④汚れを掻きだしたら、毛並みを整える。細かい部分も忘れずに。
こんな感じで、毎日ブラッシングをしてみてくださいね。ズボラなわたしもコツを覚えたら、短い時間でもささっとできるようになりました。やっぱりきれいなスーツは、周りの目線も気になりますが、
なにより着ているあなたのテンション上がります！
ちょっとのコツを知って、あなたの大切なスーツをきれいに長持ちさせましょう！
