アルバイトの面接で必ずと言っていいほどよく聞かれる
「志望動機は何ですか?」ぶっちゃけて言うと、「お金が欲しいから」
というのがほとんどだと思います。
ただ、それだけだと応募者全員が一緒になってしまうので、
複数の応募者の中から選んでもらうにはそれだけじゃダメなのは当然ですよね。
「志望動機は何ですか?」それ以外にも色々と質問されたり、聞かれたりすると思いますが、
面接官の立場からすると、その答えそのものに正解とか間違いとかがあるわけではなく、
そのやり取りを通して、人柄やマッチング度合いをみているんですよね。
では今から元アルバイトの採用担当をしてきた私の経験をもとに、
どのような答え方が有効かをお伝えしていきます!
まず、志望動機の答え方には大きく分けると3パターンあります。
一つは「経験」についてのあなた自身の考えを述べるパターンと、
二つ目は「条件」についてのバイト先との合う理由を述べるパターンと、
三つ目は、一番重要で、「想い」についてのあなたの熱さを述べるパターンです。
志望動機の答え方その一、自分の「経験」について、を伝える
どういうことかというと、そもそも経験が、現状あるのか、ないのか。
もしかすると、経験がないのは不利なんじゃないかと思ってしまうかもしれませんが、
意外とそうでもありません。
もちろん職種によっては、「経験者優遇」とされている場合もありますが、
そもそもアルバイト自体が初めてという人もいますし、
初めてだからこそ「手をぬかずに一生懸命取り組んでくれそう!」
と思われるチャンスでもあります。
未経験であってもごまかさず、正直に伝えてください。
そういったところを見ているものですよ。
現状は未経験でも、「やってみたい」その理由をきちんと伝えてください。
例えば、お花屋さんだったら、「将来ウエディング関係の仕事に就きたいから、
花の知識を身につけたい」というように、
ただ「やってみたい」ではなく、「なぜやってみたいか」を自分なりに伝えればOKです。
もちろん経験があれば、経験を活かせるところをアピールすればよいのですが、
その際も「~という経験が活かせると思います。なぜかというと、~だからです。」
と理由や根拠を伝えるのが効果的です。
志望動機の答え方その二、「条件」がどういいと思っているのかを話す
「条件」とは、例えば、家(学校)からの距離、時間帯、時給、勤務開始日、曜日や期間のことです。
私は、アルバイトの採用担当と合わせて、アルバイトスタッフのシフト作成も
していたので、実際「欲しい時間帯や曜日」なんかも結構重視していました。
なので、面接では、応募者の条件と、こちら側の条件がぴったり合うかどうかを、
お互いのすりあわせでしっかり聞いていました。
例えば、既存の主婦のアルバイトスタッフが、「子供の夏休み期間だけ休みたい」といっていたとして、
そんなときに学生さんが面接に来て、「夏休みの期間を有意義に使って、留学費用を貯めたい」
という理由で志望していたら、その時点でかなり高得点です。
「条件」の面でもここのアルバイトに自分は向いていますよ!ということをさりげなくアピールができます。
志望動機の答え方その三、「想い」を熱く伝える
やはりお互い「人」なので、仕事をする上で、一生懸命な人というのは心が動かされるものです。
ただ、「とにかくがんばります!」や、「一生懸命がとりえです!」だと、
「本当かな?」と思われてしまいます。
ここでも、なぜここでアルバイトしたいと思ったのかを「想い」に理由をのせて伝えましょう。
例えば、お気に入りのカフェだとしたら、「すごく好きなカフェで客としてよくきていました。
ここで、笑顔をたくさんのお客様に届けられるような素敵なスタッフになりたいと思ったからです」
こんな感じも好印象です。聞いていて、「なるほど、そういう理由で応募してくれたんだな」
と、納得させられるようにするのがポイントです。
まとめ
①現状の「経験」をふまえたうえで、なぜその「経験」が活かせると思うかの理由。
あるいは「未経験」でもなぜそこで働いてみようと思ったのかの理由を伝える。
②「条件」目線でも、ここのアルバイトに自分がマッチングすることをアピールする。
③やっぱり一番大事なのは熱い「想い」を伝えること!
こんな感じで志望動機を自分なりにまとめてみてください。
コツは、どの場合も、理由をつけて話すことです。「なぜかというと~だからです」
という話し方は、聞いていて分かりやすいですからね。
あなたの理想のアルバイト、採用が決まるといいですね!