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妊娠初期の腰痛いつまで続く?腰痛の原因と経験者の私が試した解決方法

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突然ですが、「妊娠したかも?」と疑問に思う症状の1つに『腰痛』があるのをご存知でしょうか?

 

普段、腰痛に悩まされることのない人は、変化に気づきやすいかもしれませんが、元々腰痛持ちの人やそれを感じたことがある人は、「またいつもの腰痛か・・・」となりやすいので、妊娠していることに気づきにくいようです。

 

もちろん腰痛だけが初期症状ではないので、他の症状があって妊娠発覚することも十分あり得ます。

また、初期症状も人によって様々で、「これが正解!」と言える答えがないので、皆さんに当てはまるとは限りません。

 

今回は、初期症状に現れやすい『腰痛』についてお話します。

 

実際、私も妊娠中に経験したことがあるので、試した対処法なども一緒に伝えますね^^

とは言っても、痛い場所、傷み具合、治り具合、色んなことが人によって違うので必ず効くとは限りませんので悪しからず。

 

そもそもなぜ起こる?腰痛の原因

普段から、腰痛がある人は腰の痛み具合を、「こうすれば治る」「このくらいならもう少し我慢すれば落ち着く」など、対処の仕方を知らず知らずのうちに自然と身に付けています。

 

私は、中学生の時から部活の影響で腰痛がひどく、中学生にして接骨院に通う日々でした。

14歳から始まったこの腰痛に、私はいつしか自然と痛みを緩和する方法を独自のやり方で身に付けてしまっていました。

 

まだ、成長段階の身体で腰痛があると女性の身体になっていく前に支障をきたすとかなんとか、接骨院の先生は言っていましたが、当時は???で頭がいっぱいでした。

 

私は、中学生にして骨盤が歪んでいて、骨盤矯正に何度も通いましたが、勉強・部活などとの両立が続かず、次第に病院に行かなくなり放置していました。

 

その結果、2年前に妊娠した時、問題は起こりました。

 

結婚して夫婦ともに妊娠を希望していたこともあり、生理がくるか・こないか考える毎日でした。

そこへ、いつも生理前にくる、まるでゾウが乗っているかのようなドシッと重たい腰痛があり、「今回もダメか・・・」と落ち込んでいました。

 

ですが、生理予定日を過ぎてもやってこなかったので「もしや」と思い、検査薬をしてみると、おめでただったことが分かりました。

 

「おっしゃーーーーー!」と、サッカー日本代表がゴールを決めたのかと思うくらいに叫びました。

 

1つだけ疑問を残しながら。

 

その疑問とは、「あの時の腰痛は何?」と、「まさか子どもに何か悪影響が?」と喜びから一転、不安に陥りました。

 

調べれば調べる程、不安になることばかり書いてあるし、目についてしまうので、スマホを見ることをやめ、次の日、病院で聞いてみることにしました。

 

先生に言われたことは『腰痛は初期症状の1つです。リラキシンという筋肉を緩和してくれるホルモンが分泌されて、骨盤のまわりの靭帯を柔らかくしているから腰痛が起こったの。まぁ、生理の前にくる腰痛もこれが原因なんだけどね』と。

 

結局、この時に起こった腰痛は、生理前に来るものと同じで、体が変化に反応して起こった現象ということです。

妊婦さんの場合は、赤ちゃんが通る産道を広くするために起こることが多く、骨盤全体を支える部分まで緩んでしまうので余計に痛みが出るそうです。

 

私の場合は、骨盤が歪んでいることも加わって、腰痛が強く感じたそうです。

 

痛みについては、激痛の人も微弱の人もいて、人それぞれ違うようです。

治り方についても、生理前にくる腰痛の治まり方と似ているそうですので、あまり不安になったり心配する必要はありません。

 

ですが、1点だけ、気を付けなければいけないことがあります。

 

『腰痛がある時は、体に変化がある』ことが多いので、痛みが酷い場合や、中々治らない、長時間続くなどのいつもとは明らかに違う症状がある時は、我慢せずに病院に行ってください。

 

骨盤矯正、あの時ちゃんとやっておけば良かったなぁ・・・

 

腰痛が酷くて何も手に付かない時の対処法3選

腰痛が起こる原因は、ホルモンバランスの乱れでした。

 

では、その腰痛を緩和する方法はあるのでしょうか?

さっきから、私も腰痛があったと言っていますが、私の腰痛レベルは激痛の人からすると10のうち3くらいだと思います。

 

それでも、私にとっては辛い事。

出来れば腰痛がない生活のほうがいいですもんね。

 

痛み方は、分かりやすく言うと『10キロのお米を背中におんぶしているような鈍痛』ですかね。

それから、痛みが出始めるのがお昼2時を過ぎたあたりから徐々にお米の重さが増えてくるようなイメージです。

 

それをなんとか緩和したかった私が、試した方法3つ!

 

◎1つ目は、簡単なストレッチです

まず初めに、ストレッチをするときの注意点をいくつか説明します。

 

  • 無理はしない
  • お腹や腰が痛いと思ったら辞める
  • 長時間しない
  • 安静にしないといけない人は絶対にしない

 

以上のことをしっかり守ってやってみてください。

 

〇猫のポーズ

ヨガでよくある猫のポーズを紹介します。

 

  • 手と足を肩幅に広げ、四つん這いになる
  • 鼻で息を吸って口で吐きながら、背中を天井につけるイメージで丸める(目線はへそ)
  • 息を吸って吐きながら、お腹を地面につけるように反り返る(目線は天井)
  • 2~3を繰り返して5回行う

 

呼吸方法は、腹式呼吸で常に『鼻から吸う・口で吐く』ことを意識して、体重がどちらか左右に偏らないように体幹も意識してくださいね。

 

〇開脚

皆さんも1度はやったことがある、開脚ストレッチ。

 

  • 足を広げて座る
  • 息を吸って吐きながら、ゆっくり腰から前に倒していく
  • 前に倒した体勢を数秒キープ
  • 息を吐きながら、ゆっくりと体勢を戻す

 

これが終わったら、

  • 足を広げたまま、息を吐きながら体を横に倒す
  • 両手は、つま先を触るように伸ばす

 

腰が伸びているのを意識して行うと効果的ですよ。

体勢を戻すときは、必ずゆっくり戻すようにして、お腹に力を入れすぎることのないように気を付けてください。

 

〇足ゆらゆらストレッチ

これはちょっとだけ辛いと感じるかもしれません。

 

  • 仰向けになり、膝を立てる
  • 腰が床から離れないようにしながら、左右に足を傾ける
  • ゆっくりと動かしながら、左右5回ずつ

 

少し腹筋を使うことになるので、無理のないようにしてくださいね。

 

〇体ひねりストレッチ

 

  1. 仰向けに寝る
  2. 腰をひねりながら、右足を体の左側に伸ばして床に置く(出来る範囲でつま先を遠くにする)
  3. 両手は広げて、目線は右の指先
  4. 反対側も同じようにする
  5. 左右10秒程度キープする

 

ある程度やっていくと、だんだん腰痛が緩和していきます。

効果が出ない時もあるので、無理のないようにしてくださいね。

 

◎2つ目に試したことは、体を暖めることです。

 

身体を暖めることで、緩和する場合があるので、ストレッチをする気分になれない時や横になっていたい時などにはおススメです。

 

暖める方法は、3つあります。

こちらも効果は様々ですが、試す価値はあると思います。

 

〇カイロを痛い部分に貼る

 

貼るタイプのカイロを痛いところに貼ってしばらくすると痛みが和らいでいることがあります。

私も何度かこれで痛みを乗り切ったことがありました。

1番忙しい夕飯時に居たくなることが多くて、さすがに寝ころんでいる時間がないのでこの方法を試しました。

 

忙しくしていて、痛みに意識が向かなくなったのも緩和の理由になるかもしれませんが、じっとしているときでも効いていたように思います。

 

生理痛の時にもカイロで体を暖めたりして、痛みを緩和することがあると思いますが、その要領と同じです。

 

〇お風呂にゆっくり浸かる

 

夜、お風呂に入る時になるべくゆっくり浸かって体を芯から温めます。

お風呂の入浴剤などを入れると効果が出やすいです。

 

お風呂からあがっても体がホカホカしているくらい温まると、腰痛緩和に繋がります。

 

〇ホットパックを使う

 

 

近年、たくさん目にするようになったホットパック。

電子レンジで温めることが出来て、夏には冷蔵庫に入れて冷やすとクールパックとしても使えるので1つ持っていると便利ですね。

 

これをレンジで温めて、布団やマットの上に置き、その上に腰があたるように寝ます。

しばらくすれば冷えてしまいますが、横になりながら出来るので疲れませんし、片付けもないので楽ですね。

 

身体を暖める方法は、疲れているときやリラックスしたい時におススメです。

 

◎3つ目は、マッサージです

 

やはりマッサージすることが、気分的にも効果があるように感じます。

 

自分でやるのは大変なので、接骨院に行くか、旦那さんに手伝ってもらうかの2択になります。

接骨院では、マタニティーマッサージを行っているところがありますが、やっていない場合もありますので(基本はそういった技術をお持ちの方が多いそうです。)調べてから行くのがいいでしょう。

 

私は、他人に触られるのが嫌な時期だったので、旦那や実母に頼んで揉んだり叩いたらりしてもらっていました。

 

ですが、マッサージは強くしすぎると揉み返しがきたり、違う場所を痛めたりする場合があるので、旦那さんに頼む時は無理のように、揉む強さなどをきちんと伝えてください。

 

それと、マッサージは一時的に楽になるだけですので、緩和が持続する人とそうでない人の差はかなりあります。

必ずしも痛みが和らぐとは限りませんので、あくまでお試しだと思ってやってみてくださいね。

 

どれも試すときには、痛みを我慢しないで無理だけは絶対にしないようにすることを約束してください。

また、痛みが解決しない場合はすぐに病院へ行くことをおススメします。

 

痛みが続くと流産しがち?

あまりにも腰痛がひどく続いていると、不安になります。

そして、誰もが考えてしまう「流産」という可能性。

 

必ずしもそうとは限りませんし、妊娠は本当に10人10色です。

 

『腰痛があるから流産』ではなく、『流産の原因の1つに腰痛がある』という解釈が正しいそうです。

 

腰痛だけでは判断しかねますし、考え込んでストレスを溜めてしまうほうが体に悪いので、出血が酷い、下腹部痛が酷い、など異常がない限りはまず安心だと思ってください。

もし、異常がある方や、心配な方は担当の先生に確認するといいですよ^^

 

ちなみに、腰痛が始まる時期も腰痛が治まる時期も、人によって違うので、妊娠超初期から腰痛が出る人もいますし、2.3か月から始まる人、出産するまで腰痛が続く人、色んな人がいます。

ですので、自分が腰痛に気づいた時期から、自分に合った対処法を見つける必要があります。

 

一般的には、2.3か月から安定期に入るころくらいまで続く方が多いようです。

妊娠後期になると、お腹が大きくなって、支えるのが辛くなりまた腰痛が再発する可能性があります。

 

結果、ずっと腰痛に悩まされる運命ですね(笑)

 

まとめ

 

『腰痛は人それぞれで、始まりも終わりも緩和方法も自分にしか分からない』ということが結論です。

 

暖める方法やストレッチ、マッサージなど、様々な方法を試して来ましたが、私の個人的な意見では、ストレッチをすることが1番効果的だったと思います。

1度ではなく、極力続けることが大事です。

 

どの方法を試すにしても、まずは体の調子を優先に考えて、辛い時は休むことも大切ですよ。

 

楽しいマタニティーライフを送れるようリラックスした気分で過ごしてくださいね。