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クリスマスローズの株分け!間違えやすいポイント&正しい方法とは

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冬の時期になると、夏に咲いていたお花は枯れ、お庭の花壇も少し寂しくなってしまいますよね。

 

寂しくなってしまったら、また違うお花を植えますが、冬だと寒いし長時間の庭作業はかなり苦痛です・・・

花のお手入れをするだけでも寒いのに、植え付け作業など、時間のかかるものはもってのほかですよね。

 

家の中にブルーシートを敷いて作業をするという手もありますが、準備に片付けにとっても面倒ですし、部屋を汚してしまうのは嫌というかたもいらっしゃると思います。

 

私は、マンションに住んでいるのでお庭はありませんが、ベランダ菜園をしています。

簡単なお花や日常使うお野菜などを育てていますが、冬はどうも面倒をみるのが億劫になってしまって、枯らしてしまうとういことが多々・・・

 

申し訳ないなぁと思うあまり、今年の冬は育てるのを中断しようと考える程です。

 

ですが、「やっぱりベランダに癒しが欲しい!」と思って調べたところ、とっても可愛い冬にぴったりのお花を見つけてしまったのです!

 

そのお花が、「クリスマスローズ」です。

このロマンチックな名前に魅せられて、今年はこの子を育てることに決めました。

主人に報告したところ「相変わらず諦めが悪いね~^^」と言われましたが、上等です(笑)

 

そんなことを言われたら、育てるしかありませんよね!

という訳で、育てるにあたって大事なことをまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。

 

クリスマスローズとは

育てる前に、まずはどんなお花かを知っている必要があると思い、調べてみました。

・咲く時期は12月~3月

・紫、ピンク、白の花を咲かせる多年草

・苗を植えてから花が咲くまでに1年かかる

・生命力が強い

・ホームセンターで購入可能

・乾燥した場所を好む

 

など、色んな性質がありました。

ですが、他の花に比べると育てるのが簡単な上に、多年草だから長持ちするそうです。

 

クリスマスローズの名前の由来は、見た目のまま、咲いた花の形がバラに似ていることと、クリスマスの時期に咲くことから名づけられたそうです。

花壇の寂しさを紛らわしてくれるので、まだ、冬の花を決めかねている方は、お庭の仲間入りにしてみては?

 

ちなみに花言葉は、「私の不安を和らげて」「慰め」「中傷」「追憶」など、優しいものから、反対にとがったもの、色々な意味合いがあります。

 

クリスマスローズはイギリスやドイツではクリスマスをお祝いするお花として使われることも多く、心を癒してくれるお花とされています。

 

なんだか、奥が深そうなお花ですね^^

 

クリスマスローズの育て方

 

クリスマスローズは、買ってきていきなり株分け・・・という訳にはいかないようです。

 

まずは、7・8年育ててある程度大きくなってから行うのがいいそうです。

「そんなに育てるの?」「大変じゃない」「どこが簡単なの」と思った方も多いでしょう。

私も疑問ばかりでした。

 

ですが、その育て方がとっても簡単なんです!

あっという間に7・8年過ぎていくような気がします。

その方法を1つずつ見ていきましょう。

 

〇準備するもの

・苗

・植木鉢

・土

土は、クリスマスローズ用の土または、(赤玉土5:腐葉土3:バーミキュライト2)または(赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土3)の割合で混ぜた土

※自分で配合した土は、最後に化成肥料を混ぜてから1週間以上寝かせてから使います。

 

〇植え方

・植える時期は10月~3月頃の寒い時期に行う(花が咲くのは翌年の12月)

 

1.鉢の穴を鉢底ネットで覆う

2.鉢の底に軽石や鉢底石を敷く

3.鉢の1/3ほど土を入れる

4.苗を取り出し、根に付いた土をしっかりとほぐす

5.苗を鉢の中心に置く

6.株元が地表にくるよう調節しながら、土を入れて苗を固定し安定させる

7.たっぷりと水やりをする

8.11、12月になったら古い葉っぱを生え際から切り取る

 

〇育て方のポイント

・乾燥した場所を好むので土のやりすぎは厳禁

・10月~4月は日当たりの良い場所へ、5月~9月は直接日が当たらない半日蔭で管理すると長持ちする

・水やりは土の表面が乾いてからが基本

・気温や湿度によって傷むので、季節ごとによって水やりの時間を変える

夏は夕方・冬は朝方に花や茎にかける。

葉に当たらないように株元にかけるといい。

・肥料は年に3回追加する

10月・12月・2月にゆっくり効果の出る化成肥料をやる

10月~4月の間であれば、薄めた液体肥料を週1回水やりの代わりにあげても良い

夏は、休眠期なので肥料はいらない

・早めの時期に苗を植えることで根付きがよく、成長する土台が早く仕上がる

 

〇注意すること

クリスマスローズは毒を持っているので、作業するときは直接降らないように手袋や長袖を着るようにする

・土が湿りすぎていると腐るので、水やりは様子を見て

・枯れた葉っぱはすぐに取るようにする

放っておくと害虫が寄ってきたり、タネを作るために栄養が取られて他の花も早く枯れてしまう

 

植える時には、他の物と同様に色々やることがありますが、水やりも肥料もしょっちゅうはいらないので、簡単ですよね。

 

植えてから翌年まで待ってられない!と言う人は、「開花株」を買うようにしてください。

花が咲く一歩手前まで育ったものが売っていますので、お家で植え替えれば時期になると花が咲きますよ。

 

クリスマスローズの株分けをしよう

http://goodsam.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_a047.html

 

クリスマスローズ多年草なので、育てれば育てるほどに味が増し愛着が湧いてきます。

ですが、1度植えてから7,8年すれば、(最初に植えた鉢の大きさにもよる)今の植木鉢が同然小さくなってきます。

 

そこで、必ずしてほしいのが、植え替えです。

今の物よりも大きな鉢に植え替えて、もっともっと長生きしてもらいましょう!

 

そして、その時に同時に行いたいのが、株分けです。

そのままの大きさで植え替えするだけでいいのですが、株分けをすると、さらに本数を増やすことが可能なので、なんだか得した気分ですよね。

 

その方法は、とっても簡単です。

 

  • 少し大きめの鉢・新しい土を用意する
  • 鉢からクリスマスローズを出す
  • だいたい4、5芽を目安に分ける分岐点を決める
  • 分岐点にはさみを入れ根っこを切る(下の方ははさみでは時間がかかるので手で割いたほうが早い)
  • 分けたものを別々の鉢に植え直す(根っこについた土は少しほぐして整理して)
  • 植えたら、葉っぱを全て切り落とす

 

後は、花が咲く翌年まで水やりしながら、待つのみです。

 

詳しい動画はこちらをご覧ください。

https://youtu.be/aR6TykMnYwU

 

他にも育て方や色々なことが書いてあるものがありましたので、ご参考にどうぞ。

http://www.wakaizumi-farm.com/newpage12.html

 

まとめ

 

私もクリスマスローズを育てたくなりました。

寒空の下に咲く健気なちいさな花、心に癒しをくれる花、人肌恋しくなる季節にはもってこいの花かもしれませんね^^

 

毒にはくれぐれも気を付けて、元気な可愛いお花を咲かせてくださいね。