バレンタインのお菓子として大人気のガトーショコラ!
ちょっと難易度が高そうなお菓子なので、
もらったら喜んでくれること間違いなしのバレンタインの定番お菓子です。
生クリームをのせたり、チョコレートソースでデコレ―ションしたりと
アレンジが効くところもいいですね。
色々レシピがあって、オーブンがなくてもできますよ。
炊飯器で作る方法もあります。
ガトーショコラのレシピと、作るときの注意点をまとめました。
そもそもガトーショコラってどんなお菓子?ブラウニーとは違うの?
ガトーショコラって名前はきいたことあると思うのですが、
どんなお菓子か詳しく説明できますか?
チョコレートのお菓子というと、
ブラウニー、フォンダンショコラ、ガトーショコラとありますが、
これらは実は、全部ほぼ同じ材料でできるものなのです。
チョコレート、卵、砂糖、小麦粉、バター、牛乳、生クリームなどで
作ることができますよ。
でも正直、お菓子作りに慣れている人でないと、
それぞれの違いはわかりませんよね。
私はどれも手作りしたことがあるのですが、
それぞれの特徴をおおまかにいうと、
ブラウニーは、ブロック状で、ナッツ類が入っていたりします。
フォークを刺すと中からチョコレートがあふれ出るのが特徴的です。
そしてガトーショコラは、ブラウニーとフォンダンショコラの間をとったような
しっとり感が持ち味のお菓子です。
見た目はチョコレートでできたしっとり目のスポンジケーキのようで、
上に粉砂糖をまぶす場合や、クリームを添える場合もあります。
経験をもとに作り方の難易度をいうと、
ガトーショコラとブラウニーは同じくらい簡単。
フォンダンショコラの難易度が少し高いように思います。
ガトーショコラを作るときに注意することは2つあります!
ガトーショコラの作り方を簡単に説明します。
① 卵黄と砂糖を混ぜる。
② チョコレートとバターを溶かして混ぜ合わせる。
③ ②に生クリームをいれて混ぜる。
④ 卵白をしっかりとしたメレンゲにする。
⑤ ③に④のメレンゲと、小麦粉をいれて混ぜる。
⑥ ⑤を焼く
この手順で、大事なところは2つあります。
1つは、④でメレンゲを作るときです。
ボウルで泡立てると思うのですが、
少しでも水分や、卵黄が入っていると固く泡立たなくなってしまいます。
メレンゲが泡立たないと、ガトーショコラが膨らまなくなってしまうので、
よく乾いたボウルを使い、卵黄が入らないように注意しましょう。
もう1つは、生焼けです。
ちょっとくらいドロッとしても、フォンダンショコラみたいでいいのでは?と
思っている人もいるかもしれませんが、
それは違いますよ!
生焼けは、小麦粉に熱が通ってない可能性があり危険です。
小麦粉は、熱を十分通さないと消化しにくく、腹痛になる場合もあるのです。
バレンタインに渡したガトーショコラで腹痛なんて、いやですよね。
小麦粉なしでガトーショコラを作ることもできます!
かといって、
ガトーショコラの焼き加減を調整するのは、なかなか難しいですよね。
いくら腹痛を防ぐためといっても、焼きすぎるとカチコチになってしまう恐れがあります。
そんな時、
最初から小麦粉なしのレシピでガトーショコラを作れば、
腹痛の心配はいりませんよね。
小麦粉なしのガトーショコラのレシピを紹介します。
材料は、特別なものを使うわけではないですから安心してくださいね。
簡単に作り方を説明しますね。
材料は、バター、チョコ、卵黄、卵白、ココアパウダー、砂糖を準備します。
ボールは3つ用意します。
①ボール1に、バターとチョコを混ぜ合わせる。
②ボール2に、砂糖と卵黄をまぜる。
③ボール2を、ボール1の中にいれてまぜる。
分離しなくなるまでしっかりまぜましょう!
④ボール1と2が合体したものに、ココアパウダーを加える。
⑤ボール3に、卵白をしっかりしたメレンゲになるまで泡立てる。
⑥ボール3のメレンゲに砂糖を加える。固く角が立つまでしっかり泡立てる。
⑦ボール3の白いものと、ボール1と2の合体した茶色いものを混ぜ合わせる。
⑧焼く。
しっかり混ぜ合わせることと、
混ぜ合わせる順番を間違えないことがポイントですよ。
私の経験上お菓子作りのポイントですが
作ってるうちに混乱しないように、
手順を一回フローチャート図にして、イメージトレーニングしてから作業することと、
作業スペースを広くとることをお勧めします。
ボール3個分のスペースと作業スペースとなると、
台所まるごと占領することになりますからね。
狭いってだけで、水が入ってしまったり、手順を間違えたりというミスを、
悲しいかな、よくやってしまうんですよね。
まとめ
バレンタインで人気のガトーショコラは、
ブラウニーとフォンダンショコラの間をとったような、しっとり感が持ち味のお菓子です。
ガトーショコラを作る注意点は、
メレンゲをしっかり泡立てることと、生焼けです。
腹痛を避けるため、小麦粉を使わないレシピも参考にしてくださいね。
手作りするときに混乱しないように、
作業のイメージをしっかりもって、スペースを確保してから作りましょう。