お正月といえば、おせちにお雑煮、あとはテレビ。
そんなすごし方もいいものですが、近くに神社やお寺があれば、初詣(はつもうで)に行くのもおすすめです。
今回は、初詣に行く時期と、初詣のやり方についてご紹介します。
これを読めば、参拝の仕方も大丈夫です!
初詣って何?
初詣←この字を初めて見た人も多いと思います。(私もこの記事を書くまで知りませんでした・・・。)
初詣は、年が明けてから初めて、お寺や神社におまいりしに行く行事。
人がたくさん集まる人気の場所だと、屋台が出ていたりしてとてもにぎやかです。
初詣では、去年一年を乗り越えたことへの感謝や、新年も無事に平和に暮らせるよう、神様にお祈りします。
お祈りが終わったら、お守りや破魔矢(はまや:魔除けのグッズ)、熊手などを手に入れたり、絵馬に願い事を書いたりします。
昨年のお守りなどを持っていたら、このとき持っていくと焼いてくれます。
初詣にはいつ行けばいいの?
大抵の場合、初詣にはお正月の3が日以内に行きます。
しかし、現代を生きる社会人ですと「お正月?1日で終わりだよ!仕事だよ!」なんていう多忙な人がいるのも現実。
初詣には、「この日までに行かないといけない!」といったルールはありません。
ぶっちゃけ、2月になろうがいつになろうが、その年はじめておまいりをした日が、その人にとっての「初詣」です。
このあたりは宗派によって異なるのですが、だいたい1月中に行っておけば間違いはないでしょう。
やっぱり、行かないとだめ?
ニュースにも取り上げられ、周りの人が行っていると、
「私も行かなきゃだめなのかな・・・」
と、負担に感じしてしまうこともあります。
しかし、そこは大丈夫。
初詣は、無理して行く行事ではありません。
要は、神様に感謝しに行く行事ですから、
「おれ別に神様とか信じてねえし」っていう人は、行かなくてもいいのです。
おまいりってどうやればいいの?
宗派によって、また神社かお寺かによってやり方は違うので、おまいりの仕方が書いてあったら、そちらを参考にしてください。さて、ここからは、おまいりの方法をご紹介します。
まず、鳥居をくぐって敷地内に入ります。
このとき、真ん中を通っていく人がいますが、これ実は、道のはじっこを通るのが正しいんです。
道の真ん中は、神様が通るからなのだそう。
鳥居をくぐると、手洗い場があります。
ここで、自分の手と口を清めます。
置いてある道具で水をすくったら、まずは持ち替えながら、交互に手を洗います。
そのあと、手に水をため、そのまま口に入れてすすぎます。
口をすすいだら、水は下の石がたくさんある場所に出してしまって大丈夫です。
そして、水をためたほうの手をもう一度洗い、おしまいです。
先に進むと、いよいよ神様へお祈りをする場所です。
おさいせん箱におさいせんを入れますが、このとき投げ入れてはいけません。
いくらお金であれ、投げつけられて喜ぶ人は、そうそういないでしょう。
おさいせんは、静かにそっと入れます。
神社の場合、縄が垂れ下がっていることがあります。
縄の先には大きな鈴がついていて、縄をゆらすとジャラジャラと鳴ります。
神社であれば、これを鳴らしてからお祈りをします。
二回その場でおじぎをして、二回拍手をし、お祈りをします。
終わったら、もう一度おじぎをしておしまいです。
この手順を「二礼、二拍手、一礼」といいます。
お寺の場合、手を合わせてお祈りをするだけで大丈夫な場合もあるそうです。
こちらの動画では、神社での参拝方法がまとめられています。
こちらも参考にしてみてください。
まとめ
・初詣は、神様にお祈りする行事
・一月中に行けばオッケー
・ぶっちゃけ行かなくてもいい
・お祈りは「二礼、二拍手、一礼」
これでもう、初詣については大丈夫。
神社やお寺に行っても、スムーズに初詣ができますよ。
年の初めにおまいりに行くと、身も心もひきしまる気がします。
初詣をして、よい一年をすごしてくださいね。