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「節分」とは?英語でなんて言う?外国人に教えるときのヒントを紹介!

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「これって英語で何て言えばいいの?分からない!」

そんなことって、周りを見ればたくさんありますよね。

日本独特の文化や行事は、特に困ってしまいます。

 

しかし、外国出身の人からすれば、日本の文化は興味深く思えるもの。

うまく説明できたら、一目置かれること間違いなしです。

 

今回は、そんな日本の伝統のひとつ「節分」を紹介するときのヒントをご紹介します。

スマートに教えて、あなたのかっこいいところを見せてあげましょう!

 

 

 

 

 

 

 

「節分」って英語でなんて言うの?

まず「節分」って、英語で何と言ったらよいのでしょうか。

これは、そのものズバリ!と言い当てる言葉は、残念ながら英語にはありません。

「Setubun」と言うだけで大丈夫です。

 

文字であれば、「Setubun」←こんなふうに斜めにしてみたり、

「SETUBUN」←こんなふうに全て大文字にすると分かりやすいかと思います。

 

「これでいいの?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

既にManga(マンガ)やSushi(寿司)、Sumou(相撲)など、日本語そのままで通じる言葉はいろいろあります。

Tunami(津波)もそのままで通じるようです。

 

 

「節分」ってどう説明しよう……。

 

現代の節分は、今や日本の独自文化。

外国人の人からしたら、ちんぷんかんぷんです。

 

ざっくりと言えば、節分は

・玄関に飾りをつける

・鬼に豆を投げつけ、家から追い出す

・豆や恵方巻きを食べる

イベントです。

 

概要を伝えるだけなら、

Setubun is Japanese traditional event.

(節分は、日本の伝統行事です。)

だけでもいいでしょう。

 

ただ、これだと高確率で「それってどんな行事?」と聞き返されることでしょう。

このとき、節分でやることだけを説明してしまうと、

「何でそんなことするんだ???」

と、ますますわけがわからなくなってしまいます。

 

スペインには、トマトまみれになってトマトを投げあう祭りがあります。

理由を知らなければ、なぜこんなおバカなことをするのか分からないままですよね。

(ちなみに、トマト祭りの起源は諸説あり、はっきりとは分からないそうです……。)

 

節分でやることを紹介するときには、ぜひやる理由も教えてあげましょう。

 

 

節分ってなんだっけ?

 

ここからは、節分でやることと、やる理由をご紹介します。

地域によってやることや理由も違ってくるので、ここでは一般的なものをご紹介します。

 

〇玄関の飾り

玄関に、ひいらぎとイワシの頭を飾ります。

こんがり焼いたイワシから頭だけを切り取って、ひいらぎの葉がついた枝にぶっすり刺すのが基本です。

昔は各自で用意していましたが、現在はスーパーなどでも手に入れることができます。

 

イワシとひいらぎは、鬼が嫌がるものだと言われています。

イワシは生臭く、ひいらぎの葉は鋭くとがっていて痛いからだそうです。

そのため、魔除けになると言われています。

 

◯豆まき

鬼のお面をつけたり、鬼の仮装をした大人が家の中をまわり、他の人はその鬼役に豆を投げつけます。

家族でやると、大抵の場合、父親が鬼の役になります。

鬼役は豆を浴びながら各部屋をまわり、最後には表玄関から退散します。

その後、豆を回収し、自分の年齢(数え年)のぶんだけ食べます。

 

豆まきは、豆で鬼を退治した、という昔の伝説が始まりとされています。

豆をなげつけることで、鬼=邪気を追い払い、一年の無病息災を願います。

また、豆を含む穀物には、「生命力」と「魔除け」の力があると言われています。

 

恵方巻きを食べる

決まった方角に向かって、恵方巻きを食べます。

恵方巻きは、とても太いお寿司の太巻きです。

ひと言もしゃべらず一気に食べきると、願いが叶うとされています。

 

元々、恵方巻きは大阪を中心とした地域の文化で、全国的なものではありませんでした。

しかし、大手コンビニ企業のセブンイレブンが「恵方巻」という名前で商品展開をしたところ、爆発的に広まり、現在では全国で食べられています。

 

 

節分の日は、各地の神社などでもお祭りが開かれます。

こちらの動画では、とある神社でのお祭りの様子が紹介されています。

 

 

まとめ

 

・節分は英語でも「Setubun」

・行事の理由も伝えると、理解度UP!

・節分でやることにも、それぞれ意味がある

 

もし外国人に節分のことを聞かれても、これで大丈夫。

スマートに教えて、一緒に節分を楽しみましょう!