七五三シーズンがやってきました。
親戚や、ご近所さんで七五三を迎える子供がいるという人は、
お祝いについて考えだしたりするころではないでしょうか。
寒い地方では、10月に七五三を行う場合もあるので、
お祝いをする側としても、早めに考えないといけないですね。
特に、お祝い金をどうするのかが悩みどころです。
そもそも、七五三のお祝いはどういうもの?お金ではなく品物でもいいの?
さて、周りで七五三を迎えるという子供は、
あなたにとってどういうお付き合いでしょうか。
親戚関係、友達の子供、ご近所の子供、そのほか習い事などで一緒になる子供など、
色々ありますね。
そもそも七五三というのは、子供が無事に育ったということを
節目節目の年齢で神様に報告し、
今後も見守ってくださいとお願いする行事です。
行事としては厳かなもので、基本的に家族や親せきなど内輪でお祝いするものです。
一般的にお祝い金を包むのは、家族や親戚関係までです。
それ以外は、お金での必要はありません。
ただ、七五三は写真撮影や着物の準備などお金がかかる行事なので、
貰った人は、基本的に悪い気はしないはずです。
お金ではなく、プレゼントで気持ちを表すのもいいですね。
もし以前に自分の子供がお祝い金をもらっているという場合は、
同じくらいになるように、お祝い金を出しましょう。
お祝い金の相場ですが、家族の場合は10000円以上が相場です。
親戚の子供の場合は、5000円~10000円です。
それ以外は、3000円~5000円が相場です。
なお、同じ家に住んでいる子供が対象の場合、
七五三にかかるお金を負担することで、お祝い金に替えることも場合もあります。
七五三のお祝い金を渡すタイミングはいつ?渡し方のマナーはあるの?
同じ家にすんでいる場合は、七五三の日が11月15日ですので、
11月頭から七五三の日までくらいを目安に渡します。
悩むのが子供との距離が遠い場合ですね。
お祝い金はなるべく、手渡しで渡したいものです。
多少時期がずれても、大丈夫です。出会えたタイミングで渡しましょう。
なお、お金の包み方ですが、のし、のし袋を使うのが一般的です。
100円ショップでも売っているので、買ってきましょう。
赤と白の蝶結びタイプを使います。
蝶結びの上の空間に、七五三御祝と書きます。
蝶結びの下の空間に、自分の名前を書きます。
(かた苦しいと感じる場合は、書かなくても大丈夫ですが、
お金を整理するときに名前が書いてあったほうがもらったほうは助かります。)
どうしても手渡しは難しいという場合は、
現金書留で送りましょう。
現金書留専用の封筒は、郵便局で取り扱っています。
コンビニなどでは取り扱っていませんので、注意しましょう。
現金書留の袋だけでなく、お金をつつんでいる封筒にも住所や名前を書いておくと
受け取る側が助かります。
七五三のお祝い金をもらったらどうする?これからのお付き合いのために。
七五三のお祝い金をもらったら場合、どうしましょう。
まずは、お礼を直接、または電話で伝えましょう。
電話の場合、子供の声を聞いてもらうようにします。
七五三に限らず、一般的にお祝い返しは、いただいた金額の三割とされています。
昔ながらの定番のお返しは、お赤飯や千歳あめとされていますが、
ピンとこない場合もあるでしょう。
地元のお菓子や、ギフトで有名なお菓子であれば問題ありません。
子供が書いたお手紙、絵を一緒に送るのも喜ばれますよ。
お返しはなるべく早めにするようにしましょう。
七五三のお祝い金について、わかりましたか?
結局大切なのは気持ちです。
お金を渡すときも、お祝いの言葉と喜びの気持ちを忘れないようにしましょう。