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水泳で髪の毛が痛む! 予防・修復すれば、ギシギシから回復できる!

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スポーツクラブの中でも人気の水泳。

わたしも、ダイエットと運動不足解消のために通っています。

 

泳いでいるときは、ストレス発散にもなって気持ちがいいけど、

プールから上がってみると、髪の毛がギシギシ、パサパサ、

くしも通らない・・・これがなければなぁ、と悩まされるものですよね。

 

今回は、そんな水泳の後の髪の毛の悩みを改善する、

予防対策や修復方法についてみていきましょう!

 

 

原因の「塩素」、どうしてダメージになる?

 

プールには、消毒のための塩素が入っていることは

皆さん知っていると思います。

例えば、大腸菌などを殺菌するなどの効果があります。

では、なぜその塩素が、髪の毛にダメージを与えるかを説明しますね。

 

キッチン用の塩素系漂白剤が、手についたらぬるぬるっとして

洗っても落ちにくいという経験ありませんか?

実はこれ、塩素によって、皮膚のたんぱく質が破壊されているんです。

 

同じことが髪の毛に起こっていて、ケラチンというたんぱく質

主成分とする、髪の毛を覆っているキューティクルを、

塩素が破壊するので、キューティクルが剥がれてしまい、

ドライヤーなどの熱によって水分が奪われやすくなって、

髪の毛がギシギシしたり、切れやすくなってしまう、というしくみです。

 

さらに、塩素には漂白作用もあるので、長期間プールに入ることを

継続していると、髪色が抜けて、明るくなることもあります。

 

競泳選手やインストラクターさんの中には、

金髪に近くなってしまったという人もいます。

 

それ以外でも、夏場だと屋外でプールに入るときは、

紫外線によっても、キューティクルは破壊されます。

 

水泳の前に髪の毛を濡らしておくと・・・

 

プールに入る前に、しっかりと髪の毛を濡らしておくと、髪の毛が

水をふくむので、プールの水が浸透しにくい状態にすることができます。

 

また、普段からつけている方もいると思いますが、

洗い流さないタイプのトリートメントやヘアオイルをつけておくと、

キューティクルがコーティングされて、守られやすくなります。

 

できれば、ナチュラル成分のものを使用して、

プールの水を汚さないようにしましょう。

 

プールによっては、髪の毛にこういうものをつけることが

禁止されているところもありますので気を付けてください。

 

 

水泳キャップで工夫する

 

水泳キャップを、メッシュタイプではなく、

ゴム(シリコン)タイプのものにすることで、

髪の毛が水に濡れること自体を防ぎます。

競泳選手が被っているのも、うなずけます。

 

メッシュタイプのものよりは絞めつけや伸縮性の弱さが

気になるかもしれませんので、気を付けて選びましょう。

 

ただ、女性の髪の長い人など、隙間からどうしても水が

入ってきてしまうという場合は、上記の方法で、

水に濡らしてから、キャップをかぶってくださいね。

生え際までしっかりと覆っておきましょう。

 

プールの後のシャンプーでは・・・

 

帰宅してからだと、塩素の強い水で濡れている時間が

長くなってしまうので、なるべく早めに、

備え付けのシャワーを利用しましょう。

冷たい水よりは、ぬるま湯の方が、塩素の成分が落ちやすいです。

 

流すときに、薄めのレモン水で数回ゆすぐと、

塩素を落としてくれるので、レモン水を持って行くのが

苦でなければやってみてくださいね。

 

普通の水に、ほんのちょっと(500mlの水なら小さじ1程度)

レモン汁を入れるだけなので、ペットボトルに入れて準備できますよ。

 

シャンプーを使用してOKのところであれば、

2回シャンプーをしっかりとしてから、リンスをすると、

より塩素を落とすのに効果的です。

 

ドライヤーにも注意が必要!

 

剥がしてしまう原因につながります。

 

さらに、水泳後のキューティクルが剥がれかけている

髪の毛に、ドライヤーを当てることで、

水分が蒸発し、髪の毛がパサつくんですね。

ドライヤーの熱も、実はキューティクルを

 

ですので、美容室でもオススメされる方法ですが、

ドライヤーを当てる前に、洗い流さないタイプの

トリートメントやヘアオイルを、べたつかない程度につけておくと、

保湿効果があるので、キューティクルが保護されます。

 

まとめ

 

①塩素がキューティクルを剥がし、髪の毛の水分が蒸発しすぎることで、ギシギシする。

②水泳前に、髪の毛を濡らすことで予防する。

③水泳キャップは、シリコンタイプにして、髪の毛を水に濡らさないようにする。

④ドライヤーを当てるときは、キューティクルを保護する、ヘアケア剤をつける。

 

ちょっとした工夫にはなりますが、どれもすぐにできる簡単な方法です。

男性も女性も、髪の毛の状態は気になりますよね。

 

髪の毛のダメージをなるべく減らせるように、

水泳に行く時はぜひ参考にしてみてください。