だんだんと春の陽気が温かく、桜の咲く季節になってきました。
もうすぐ、小学校の卒業式を迎えるという方もたくさんいるでしょう。
小学校6年間の思い出を胸に、中学生になる子どもたちを見ていると不安や心配も多いかと思います。
ですが、親の心配をよそに子どもたちは晴れ晴れとした気持ちで、新たな生活に期待を抱きながら、卒業していきます。
小学校生活の最後の日を楽しくいい思い出にするために、服装にも気を配りたいですよね。
特に今どきはオシャレな服がたくさんあるので、選ぶにも困ってしまいます。
卒業式は、式典なので普段のようなラフな格好ではなく、きちんとした服装で出席するのが常識になっています。
子どももそうですが、保護者の服装も気を付けなければいけません。
小学校の卒業式は、幼稚園や保育園にあった、楽しく気軽な雰囲気は一切ありません。
親として子どもに恥をかかせないように、どんな服装をするべきなのかを見ていきましょう。
卒業式などの式典で知っておくべきマナー
卒業式で着る服と言えば思いつくものは何ですか?
・スーツ
・ワンピース
・着物
・ドレス
など、式典で着るようなものが頭に浮かんでくると思います。
これは全て、卒業式で着て大丈夫な服装になります。
逆にダメな服装は、
・デニムパンツ
・ジャージ
・ラフすぎる格好
当たり前ですが、こんな服装で行くと子どもだけでなくママやパパや祖父母まで馬鹿にされ兼ねません。
学校の規定によってはラフでもいいというところがあるようですが、ラフでもいいと言われても周りのママさんと相談するなどして、浮かないようにしてくださいね。
どんなタイプの服を着ればいいのか分かったら、次に気を付けることは「服の色」です。
入学式は華やかな明るいイメージですので、白や薄いブルーなどカラフルなものでもいいのですが、卒業式のイメージは、静かで落ち着いたイメージですので、『黒・グレー・ネイビー・カーキ・ブラウン』といったダークカラーがおススメです。
派手な色は卒業式には似合わないので、やめておきましょう。
また、柄のついたものを着たい場合も、注意が必要で、『花柄・ドット柄』などは、カジュアルポップな印象で、卒園式には不向きなようです。
柄物を取り入れる場合は『ダークカラーのチェック・薄めのストライプ』のような大きく目立たないものにし、サラッと着こなすようにしてください。
着物を着る場合にも気を付けることは、柄や色です。
着物の柄は、付け下げを選び、色は黒以外のシンプルな一色にし、グレー・若草・くすんだ水色など落ち着いた色にしてください。
そして、帯にはゴールドや赤などお祝いにふさわしい色が入った豪華な物にすると雰囲気が出て綺麗にまとまりますよ。
筆者が選ぶ圧倒的に人気の高い服 ベスト5
それでは、気を付けないといけないことを意識しながら、人気の高い服装を紹介したいと思います。
〇パンツスーツ
まず、パンツスーツは冠婚葬祭でも使う機会があるので1着は持っているという人も多いでしょう。
スカートよりもかっこよく着こなすことが出来て、動きやすいというのが魅力でしょうか。
写真を撮ったり、教室へ移動したりと動くことも多いですし、なんて言ったって3月といえどまだ寒いです。
パンツの下にタイツを履いて防寒にもなりますし、スカートでは絶対に不可能は、重ね履きができます。
極度の寒がりさんにはパンツスーツがおススメです。
〇スーツ(スカート)
続いて、やはりスカートタイプのスーツも人気です。
女性としての可愛らしさを表現できたり、柄や形によっては大人っぽくも着られるので自分の着たいようにカスタムできるのもいいですね。
また、ジャケットだけを活用して、スカートは自分が普段から履いているプリーツスカートはレースの入ったスカートと組み合わせることも可能ですので、色んなバリエーションを試せるので楽しいですね。
〇着物
6年間の集大成を迎える子どもを、着物で見送りたいと考える方も多いようです。
確かにこういう機会でしか着ることがないので、着物好きの方はいつもと違う雰囲気を出せていいのかもしれません。
ただ、大半のママさんはスーツを選ぶと考えているので、周りに着物を着る方がいない場合は浮いてしまうかもしれませんね。
「ママだけ着物で変だった」と子どもに言われないように、着物を着る人がいるかどうかを確かめておくのも大事ですね。
〇ワンピース
ワンピースも着やすくてとても人気ですね。
こちらは、授業参観など少しラフな感じでも大丈夫な時にも活躍するので何着か持っている方もいらっしゃるでしょう。
ワンピースはキュートな印象になれるので、普段から可愛い服が好きという方におススメです。
また、女の子はワンピースが好きという子がとても多いので、ママが可愛い服を着ているとお子さんも嬉しくなるのではないでしょうか。
いつもと同じ服と思われないように、上に羽織るものを工夫してみたり、小物を変えたりして変化をつけると着回しの上手なママに見られますよ^^
〇ドレス
こちらは派手になりがちなので、敬遠される方も多いでしょうが、シックな色や柄のものを着ればワンピースとあまり変わりがないので、自然に着こなせます。
結婚式や結婚式の2次会などでも使うことが出来るので、持っているという方も少なくないでしょう。
また、ドレスは基本的に袖がないものもありますので、羽織が必ず必要になってきます。
その羽織を選ぶのもポイントで、ボレロを羽織ると結婚式感が強くなってしまうので、セミロング丈のジャケットを羽織ると落ち着いた卒業式向けの印象になるので試してみてください。
袖がないのは寒いという方は、下にヒートテックやロンTを重ね着するという手もあります。
暑ければ上着を脱げばいいですし、寒いなら上着を着たままでもOKです。
以上が保護者に人気のベスト5になります。
それを着ても、お子さんの最後の日を良い思い出として残せるように楽しい1日にしてくださいね。
まとめ
服装で気を付けないといけないことは、たったの2つだけでしたね。
・色はグレー・黒・ネイビーなどのダークカラー
・式典で着るようなきっちりとした服装
この2つだけを守っていれば間違いなしです^^
これで、6年間の集大成をお子さんと一緒に迎えられるますように。