引越しは人生で2、3回するのが平均的かと思いますが、そのたびにはがきを送るのは大変かもしれません。
最近では、SNSやメールで報告を済ます方も多いでしょう。
ただ、普段あまり頻繁に連絡をしてない相手や目上の方には、
突然SNSやメールでメッセージを送ると、失礼になってしまうかもしれませんね。
Web上での挨拶状のサービスも豊富なので、そこでの例文ももちろん参考にしていただくのもいいでしょう。
ここでは、送る相手や転居の理由等のパターンを想定しながら、書き方や具体的な例文もご紹介いたします!
まずは全体像把握!基本的に盛り込む内容とは…
①季節・時効の挨拶 はがきや手紙は、突然要件を書くものではありませんので、特に目上の方には丁寧な表現を選びましょう。これは引越しに限らず、はがきや手紙全般に共通することです。「拝啓→敬具」などを用いるのが目上の方への場合有効的です。カジュアルな表現であれば、「お元気ですか?」などの内容でも構いません。
②「引越しました」という明確な報告 何の報告なのかが一目みて分かるようにして、突然受け取った相手を驚かせないようにしましょう。
③転居の理由 必ず書かなければならないわけではありませんが、読み手側が、「あ、なるほどな!」と理解できると、
今後のよいコミュニケーションのきっかけにつながります。
④転居先の様子 どんなところなのか、居心地はどうなのかなどをイメージしやすい内容がいいですね。これがあると読み手側が安心できますよ。
⑤「お立ち寄りください」の表現 多少、社交辞令的な要素もありますが、これを入れておくことで「今後もあなたと親交したい」と受け取ってもらえます。
⑥日付 自分の近況を知らせる意味で、いつから移ったのかがわかるようにしておきます。
⑦新居の住所と家族の名前 電話番号とメールアドレスもプラスして記入するのもよいでしょう。
「引っ越しました」や「引っ越し理由」の例文
・この度、下記の住所に転居しましたのでお知らせ致します。
・ささやかながらマイホームを建て引っ越し致しました。
・このたび転居いたしましたのでお知らせ致します。お手数ながら、お手持ちの住所録を
ご変更いただければ幸いです。
・○月○日に結婚し、新居にて新生活をスタートいたしました。
・この度、転勤のため○○へ転居いたしました。
・実家の両親の近くに、転居をいたしました。
シンプルに、転居したことだけでも構いませんが、簡単に理由も添えておくのがベターです。
デザイン的に、はがきのタイトルとして「just moved!」「ひっこししました!」など
カジュアルに入れておくのもかわいくて分かりやすいので好印象です。
内容によっては自慢していると受け取られてしまわないように、注意した方がいいかもしれませんね。
「転居先の様子」の例文
・○○駅から徒歩○分のところにあります。
・緑豊かな自然に囲まれてのびのび暮らしております。
・人の多さにとまどいながらも楽しく暮らしております。
・近くには○○城があり、観光地としても盛んな街です。
・慣れない土地ですが、家族みんなで元気に過ごしております。
引っ越し先がどんなところかを簡単に説明したり、こちら側の状況も入れておきましょう。
このあとに、
「お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください」
「こちらの方面にお出かけの際はぜひご連絡ください」
「今後とも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします」
などと続けやすくなるような表現がいいですね。
まとめ
①まずは全体像を決めて、盛り込みたい内容を決めておきましょう。
簡素になりすぎないようにし、印刷の場合は手書きの文章も入れましょう。
②引っ越しの報告に合わせて、簡単に理由も添えておくと、今後のコミュニケーションがスムーズになります。
③転居先がどんなところか、その土地の特徴や名所などを交えて、
相手に自分の近況が伝わるような表現をしましょう。
引っ越しすると、バタバタしていて連絡が後回しになるかもしれませんが、
なるべく1カ月以内~遅くても2カ月以内にははがきを出しましょう。
時期によっては、年賀状や結婚の報告と合わせての転居報告になっても大丈夫です。
いつも年賀状のやり取りをしている人や、SNSやメールではメッセージしにくい相手、
お世話になった方、今後もお付き合いをしたい方etc…。
怠らずに、気持ちのこもったはがきを出せば、それがきっかけでより一層親交が深まったりするものですよ。
ぜひオリジナルの素敵な引越しはがきを作ってください!