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桜の開花時期を予想する方法は?お花見が葉桜にならないために。

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3月終わりから4月にかけて、お花見シーズンですね。

「桜さいたら一年生」という歌詞にあるように、

4月になってから桜が咲くものだとなんとなく思っている人は要注意ですよ。

 

もし、お花見の感じを任されているのであれば、

桜の開花時期がいつごろか、

桜が開花してからどのくらいで満開になるかくらい把握しておかないと

せっかくのお花見が葉桜見学会になってしまい、

みんなから大ブーイングです。

 

開花時期を自分でも予想できるような方法をまとめました。

 

開花・満開・桜が散る時期のだいたいのスケジュールを把握しよう!

桜が開花してから満開までの時期は、すんでいる地域によってもことなります。

北海道だと、開花から4日で満開。

北陸・東北地方だと、開花から5日で満開。

関東から九州地方だと、開花から7日で満開です。

急な雨など最近は多いですが、

開花から、およそ10日から2週間程度で桜が散り始めるようです。

 

案外、お花見ができる期間って短いと思いませんか?

開花日の予想って大事ですよね。

 

過去のデータから、桜の開花時期を割り出してみよう!

 

気象庁の2011年から2017年までの桜の開花日を見てみました。

気象庁のホームページから、

各種データ・資料を見ることができ、そこに7年分のデータが載っています。

 

例えば東京を例に出して、

2011年から2017年の7回分の開花日を順番に書き出してみました。

 

3/28、3/31、3/16、3/25、3/23、3/21、3/21。

また、平年値は3/26と載っています。

 

2011年から2017年の7回分の開花日の平均を取ると、3/24なので、

だいたい2018年の開花は3/24~3/26なのかと考えられますね。

開花日が仮に3/25とすると、

7日後の4/1が満開というわけです。

 

気象庁のホームページでは、

北は稚内から、南は南大東島まで開花日のデータが載っています。

自分のすんでいる地域を確認してみましょう。

 

なお、北海道だと5月に開花、沖縄だと1月に開花するとあります。

日本の気候差に驚かされるのではないでしょうか。

 

ちょっと面倒ですが、気温から開花日を算出する方法があります。

 

最近は急な雨など気候の変動が激しいですよね。

そんなときには、ちょっと面倒ですが、

気温から桜の開花時期を予想する方法があります。

 

名前はずばり、600度の法則といいます。

やり方は、2/1からの最高気温を毎日足していって、600度を迎えた日を

開花日とするというものです。

 

たとえば、2/1の最高気温が10℃、2/2が11℃、2/3が12℃の場合、

10+11+12+…と毎日足していって、600℃を超えた日が開花日となります。

 

2017年の東京の気温で検証してみました。

気象庁による開花日が3/21なのに対して、

600度の法則で割り出した開花日は、なんと3/20でした!

かなり精度が高い予想ではないでしょうか。

 

計算による方法は、自分の住んでいる地域ピンポイントで

予想ができるので、便利ですね。

ほかにも、一日の平均気温の合計が400℃になったら開花日とする方法や、

もっと難しい計算式を使ったものなど色々あります。

ただ、シンプルに最高気温を足し合わせていく600度の法則が、

一番簡単だと思います。

毎日の気温は、ニュースで簡単に確認できますからね。

 

 

 

まとめ

 

桜が開花してから散り始めるまでは10日から2週間ほどと短いので、

開花日の予想は重要です。

 

例年の開花日から予想したり、

計算で算出することもできます。

なかでも、600度の法則が簡単で、精度が高いですよ。

自分が住んでいる地域ピンポイントで予想できるので便利です。