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寝起きの胃痛「シクシク」「キリキリ」その原因や対処法を説明!

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ここのところ、朝起きると胃のあたりになんだか違和感があって痛い…そんな経験はありませんか? 何か病気にでもなっているのではないかと心配になりますよね。 なぜ朝になると胃が痛むのか?考えられる原因や対処法について説明させていただきます。

寝起きの胃痛の原因は生活習慣から

胃痛に限らず体調不良の多くは、その人の生活習慣からくるものです。 思い当たることはないかチェックしてみましょう。 ○前日の暴飲暴食による胃酸過多 揚げ物や炒め物などの油物は消化が悪く、胃酸の分泌が過剰になるため胃の粘膜がダメージを受けます。 また、大量の飲酒はアルコールが胃の粘膜を同じく刺激します。いわゆる「胃もたれ」ですね。 胃の粘膜のダメージだけでなく、大量に分泌された胃酸が逆流して吐き気や胸やけが引き起こされます。 これを逆流性食道炎といって、暴飲暴食をしている人にありがちな症状です。 早食いをしたり食べる時間帯が遅いと、消化不良のまま寝てしまうことになり、胃が休まりません。 ○ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ 精神的なストレスがかかると自律神経の働きが乱れます。 そうすると副交感神経の働きが鈍くなり、胃酸が出すぎたり、胃の粘膜が弱って胃の働きが悪くなってしまいます。 適切な睡眠で自律神経が整えられるので、睡眠不足の状態もまた胃痛を助長します。 ○妊娠中のおなかによる胃の圧迫 妊娠初期のつわりがおさまっても、妊娠中期以降の妊婦さんは、大きくなったおなかで胃が圧迫されて 胃の働きが悪くなり、胃酸が逆流する逆流性食道炎になる場合があります。 ○その他 他にもタバコや刺激の強い食べ物、痛み止めなどの薬によっても、胃の粘膜が弱まり胃痛が起こります。 生活習慣を見直し、寝起きの胃痛を予防しよう! 薬に頼る前にまずは、生活習慣を見直しましょう。具体的にどのようにしたらよいか説明しますね。 ○寝る直前には食事をしない 目安として、寝る2~3時間前には食事を済ませておきましょう。 満腹になりすぎないようほどほどの量にしたり、脂っこいものは控えたりすることも大切です。 良く噛んでゆっくり食事をするだけでも食べ物の消化が良くなりますよ。 胃のフル稼働を避け、寝ている間に胃も休めるように心がけてください。 ○ストレスをためない 現代社会で生きて行く上で、ストレスをゼロにするのは難しいかもしれません。 日頃から運動やストレッチなど自分に合ったストレス解消法を見つけて、適度に発散できるように工夫しましょう。 寝る前はお風呂にゆっくり浸かるなどリラックスした状態で過ごし、充分な睡眠時間を確保することも大切です。

寝起きの胃痛、すぐできる対処法とは?

朝から胃が痛いと気分もめいってしまいますよね。お家ですぐできる胃痛の対処法をお伝えします! ○白湯を飲む 胃酸の分泌によって胃痛が引き起こされているので、胃酸を薄めてくれるよう水分補給しましょう。 水よりも白湯の方が、内臓を温めてくれるので、その後の消化もスムーズになります。 ○朝ご飯は消化の良いものを選ぶ 消化の良いものは、それだけ胃酸の分泌が抑えられるので胃に負担がかかりません。 胃の中を空っぽのままにせず適度に食べ物を入れることで、痛みが和らぎます。 おかゆ、うどん、牛乳、ヨーグルトなどをメインに選びましょう。 ○胃薬を飲む 日頃から気をつけていても、どうしても飲み会が続いたりして胃に負担がかかってしまうことってありますよね。 胃痛、胸やけ、胃もたれ、むかつきに効くものなので、飲みすぎや食べすぎだなぁと感じるときは、 寝る前に胃薬を飲んでおくと、胃酸の分泌をコントロールしてくれるので、翌朝の胃痛対策に効果的です。 まとめ ①寝起きの胃痛の主な原因は、暴飲暴食による胃酸過多や、ストレスによる自律神経の乱れなど、 生活習慣からきていることが多い。 ②食後から寝るまでには時間をあけ、胃に負担のかかる食事をさけることや、 ストレスを解消して充分な睡眠をとることなど、生活習慣を見直すことで寝起きの胃痛を予防できる。 ③寝起きの胃痛の対処法は、白湯を飲んだりや消化のよい朝食をとったりするのがおすすめ。胃薬も効果的。

寝起きの胃痛は、生活習慣をきちんと正すことで予防できます。 ただし、それでも改善が見られない場合や、寝起きに限らず胃痛が続くなどの場合は 何か大きな病気にかかっている可能性もありえますので、病院で検査をしてもらうことをお勧めします。