病院に連れて行くときなどに、子供にマスクをさせるべきか、悩みませんか?
鼻水がべっとりマスクにつくかもしれないと思うと
むしろ不潔に感じたり、
マスクの大きさが合ってなかったり、
そもそも、マスクが嫌いで断固つけたくないというお子さんも多いのでは?
子供に、効果的にマスクを使わせる方法について、まとめてみました!
マスクの材質は二通りあるのに気が付いていますか?どっちの素材がいいの?
マスクといっても、大きく分けて二通りの素材があることを知っていますか?
一つは、ガーゼタイプ。
もう一つは、不織布タイプです。
ガーゼタイプはやわらかくて、厚手の布のようにフワフワしています。
不織布タイプは固めで薄く、紙のような感じです。
ガーゼタイプは、吸水性がいいことと、洗って何度でも使えることが特徴です。
鼻水がついてしまっても、洗って乾かせば大丈夫です。
かわいい絵柄が付いていて、お子さんお気に入りのマスクの場合でも、
何回でも使うことができます。
不織布タイプは、
一箱50枚入りなどで大量に売っていて、どんどん使い捨てできるため衛生的なことと、
薄手なので持ち運びしやすいこと、
ガーゼタイプより、フィルター機能が優れているので、
ウィルスの侵入を防ぐ力が強いことが特徴です。
ここまで読んできて、
あれ?ガーゼマスクより不織布タイプのほうがいいのでは?
と思いませんか?
ガーゼタイプって、洗うのが面倒だし、大量に買えないし、
フィルター機能も弱いんですよね。
でも実は、ガーゼタイプならではのメリットというのもあるんですよ。
ガーゼタイプのマスクの3つのメリット!
ガーゼタイプのメリットを3つ挙げます。
①洗って何度でも使える。
②デザインがかわいく、肌にやさしいため、マスクに慣れてもらいやすい。
③外からのウィルスには弱いが、自分から感染を広めない、という効果は少し期待できる。
まず、洗って何度でも使えることですね。
洗い方としては、中性洗剤を使って手洗いします。
洗わなかったら汚いので、最低でも1日使ったら、洗いましょう。
また、デザインがかわいいものが多く、インターネットでもたくさん売っています。
肌が弱いお子さんでも、
ガーゼならば安心して使うことができるのもいいですね。
マスクを使い始める時期は、
ガーゼマスクのほうが子供にとって抵抗がないと思います。
かわいい!って褒めてみると、案外おとなしくつけてくれますよ。
なお、外からのウィルスに対しては、不織布マスクより弱いガーゼマスクですが、
自分の鼻水や、くしゃみを外に出さないくらいはできます。
自分が感染源にならないという効果は期待できるんですよ。
不織布タイプのマスクをするときに気を付けることは?
一方、便利そうな不織布タイプのマスクを使う時に、
気を付けなければいけないことがあります。
まず、鼻やあごの部分をしっかり折り曲げて、ウィルスの侵入を防ぐことが大切です。
隙間があいていると、せっかくのフィルターを無視して
ウィルス入り放題ですからね。
大きい大人用ではなく、子供用のマスクが売っているので、
そっちを選んだほうがいいですよ。
大きすぎると、どうフィットさせようと思っても隙間があいてしまいます。
また、鼻水・くしゃみで汚れたら、こまめにとりかえましょう。
不快感があるので、子供のほうからすぐに外してしまうと思いますが。
不織布マスクは何枚か持ち歩いたほうがいいですね。
まとめ
マスクにはガーゼタイプと、不織布タイプがあります。
マスクを使い始めたころは、
かわいいものが多く肌荒れしにくいガーゼマスクがいいですよ。
ウィルスの侵入には弱いですが、
自分から病気をまき散らさない効果は期待できます。
外からのウィルスの侵入を防ぎたいときは、
不織布マスクがいいですよ。
ただし、鼻やあごに隙間があいていないように注意し、
汚れたらすぐに取り換えられるように何枚か持ち歩いたほうがいいですよ。