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エアコンの冷房が効かない!?故障と決めつけないで!考えられる3大原因とは…

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暑い夏にはエアコンは必需品ですよね。

でも、「エアコンをつけているのに全然涼しくならない!もしかして故障!?」

と思った経験はありませんか?

私も数年前にその状況がきて、修理をお願いしなくては…と、かなり困りました!

 

でも、ちょっと待ってください!

業者の人を呼ぶ前に、自分でできる解決法もあるので、

エアコンの冷房が効かないときに考えられる3大原因を、その対処法とともにみていきましょう!

 

 

原因その1、フィルターやファンのほこり

 

冷房が効かないときの考えられる一番多い原因が、フィルターやファンの汚れです。

フィルターにはすぐにほこりがたまってしまいます。

特に気を付けていただきたいのは、ペットを部屋で飼っている場合ですよ。

 

また、キッチンの近くだったりすると、油で汚れてほこりがさらにくっつきやすく

なってしまっている場合も大変危険です。

 

フィルターがほこりで目詰まりしてしまっていると、冷たい空気が流れてこないので、

エアコンが効かなくなってしまうのですが、そればかりではなく、

そこには湿気によってカビが生えていることもあるので汚い空気を吸い込んで

咳や鼻水など夏風邪のような状態になってしまうこともあります。

同時にファンもほこりやカビが付いていることもありますので一緒に点検しましょう。

 

対処法としては、フィルターは取り外しができるので、

まずは掃除機などで大きなほこりを吸い取ってから、水で丸洗いしましょう。

汚れがひどい時は、食器を洗う洗剤をつけてブラシでこすって洗うとさらにきれいに洗えますよ。

 

洗った後は、濡れたままだとカビの原因にもつながりますので、

必ずしっかりと乾燥させてから再度取りつけましょう。

 

フィルターの丸洗いは最低でも月に1回はしていただきたいのですが、

日頃からできる対策としては、エアコンの上部や前パネルのあたりのほこりを拭き掃除しておくことです。

 

原因その2、室外機の設置方法

 

次に考えられる原因として、室外機の問題があります。

室外機は部屋の熱を外へ出す役割をしているので、室外機の周りに物が置いてあったり、

直射日光が当たっていたりすると、熱がこもってしまうため部屋がなかなか冷えなくなってしまいます。

 

近くに植木などが置かれていて葉っぱや枝が室外機の内部に侵入してしまうケースも考えられます。

室外機の周りには何も物を置かずスペースを確保し、風通しを良くしておきましょう。

また、室外機専用の日よけカバーや断熱シート、少し離したところにすだれなどを設置するのも効果的ですよ。

 

その他にも、室外機の後ろの放熱フィンにほこりや汚れがたまることが原因になっていることもあり、

こちらに関しては自分で掃除をするのが少し困難になりますので業者の方に相談しても良いかと思います。

 

原因その3、ガス漏れ 

 

ガス漏れと聞くとエアコンとは関係ないような感じもしますが、この場合のガス漏れとは、

冷媒ガスというもので、エアコン以外では冷蔵庫などにも使われています。

 

基本的にはあまり起こらない現象ですが、取りつけたときの工事ミスや、

室外機を動かすなどによって配管が破損してしまうケースが考えられます。

取りつけたときのミスであれば、設置して間もないにも関わらず

エアコンが効いてこないのですぐに気付くと思います。

他には、配管の腐食や経年劣化が原因となることもあります。

 

いずれにしても確認方法は、エアコンをつけたときに、配管と室内機、室外機

それぞれの接続部分の金属に、水滴ではなく霜が付いていたらガス漏れだと思ってください。

確認は自分でもできますが、この場合の修理は素人では難しいので業者の方に依頼をしましょう。

 

 

まとめ

 

エアコンの冷房が効かないときの考えられる原因は…

①フィルターやファンの汚れ。

特にフィルターはほこりで目詰まりを起こしやすいので、

こまめに洗うこと。カビが付着していると健康にも支障が出てくるので注意。

②室外機の問題。

近くに物が置いてあったり直射日光が当たったりしていると、

放熱が上手くできず熱がこもってしまう。

風通しを良くし、直射日光を遮るような設置の仕方をする。

③冷媒ガスが漏れている。

この場合は配管と室内機、室外機の接続部分に霜がつくので確認できる。

ガス漏れの場合、修理は素人に難しいので業者に依頼する。

 

冷房が効かなくなったら本当に困りますよね。

もしものときに備えて、日頃からできる範囲のお手入れはしておきましょう!