スキーブーツのサイズは1cm刻みが基本であることを知っていますか？
普通の靴なら、0.5cm刻みなので、
自分の足に合わせた靴を選びやすいですが、
スキーブーツだとどうやって自分に合ったサイズを選べばいいか迷いませんか？
自分にあったサイズのスキーブーツの選び方をまとめました！
スキーブーツのサイズは余裕があるとなぜダメなの？
履いたことがある人はわかりますが、スキーブーツって固いですよね。
足の指がぴったり先端にくっつくくらいだと窮屈に感じるかもしれません。
しかし、大き目のサイズを選ぶより、
ぴったりサイズの方を選ぶべきです。
最悪なのが、滑っている間に、足がブーツの中で動き、
靴擦れを引き起こすことです。マメや出血などになればスキーどころではありません。
ブーツ内のずれを抑えようとして、スネの部分に負荷がかかることもあります。
また、大き目のブーツだと板の操作性が悪くなります。
ブーツの中で足がずれるので、自分の感覚で板を動かしにくいのです。
ぴったりのサイズのブーツを選ぶポイントは、
スキーブーツからインナーを取り出して履いてみることです。
スキーブーツは、固い外側の素材と、インナー素材に分かれます。
インナーに足をいれて、つま先部分を押して余裕があればぴったりサイズです。
足の指がインナーの先について、
足の指が動かせるブーツを選びましょう。
足の指が動いたほうが、スキーの操作性がいいですよ。
ちなみに、足の大きさは左右で異なるという人が多いです。
一般的に、日ごろ軸足として機能している方の足が大きくなります。
試し履きの際は、必ず両方の足ではかるようにしましょう。
足のサイズも、もちろん両足測定します。
スキーブーツが大きいと感じる場合、自分で調整はできる？
もし試着した際に足がむくんでいた場合、
やや大きめのブーツを選んでしまう可能性があります。
そんなときは、インソールで調整しましょう。
インソールは100円ショップでも売っていますし、
スキーブーツを購入したお店で相談してもいいでしょう。
また、かなり大きい場合は、靴下の重ね履きも効果ありです。
詰め物を足の先にいれるのは、
滑っているときに詰め物がずれる可能性が大きいので、やめましょう。
スキーブーツが小さいと感じる場合も、自分で調整はできる？
不幸にも、買ったスキーブーツが小さいという場合もあります。
お店では、店員さんの協力のもとなんとか履けたものでも、
ゲレンデは自力で履けないことがあります。
結論からいって、小さいものを大きくするのは難しいです。
それでも、履いているうちにインナーが足に馴染んでくる場合があります。
靴下を厚手のものにしている場合は、薄いものに変えることもできます。
本当に小さめのブーツを我慢して小さいスキーブーツを履いていると、
爪が巻いてささったり、血のめぐりが悪くなったりもするので、
返品も考慮にいれましょう。
なお、お店では履けていたという場合は、
バックルがうまく広げられていないということもありますので、
念のためかくにんしてみてください。
初心者用が買うようなスキーブーツの相場は、一万円から二万円程度です。
スキー板の相場は数万円くらいなので、
ブーツなど備品から購入するという人もいるでしょう。
偶然足に合ったブーツが安いものなら儲けものですが、
安くても足に合わないブーツだと滑るどころではありません。
インターネットで、スキー板とブーツのセットで
一万円台の商品などありますが、避けた方が無難です。
ブーツ選びは基本試着して吟味してから購入しましょう。
