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魚を冷凍保存したいけど賞味期限は?その冷凍方法、お腹を壊すかも!

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魚料理、作りますか?

私は最近、家の近所に大きいお魚屋さんができたのをきっかけに、

魚料理を作るようになりました。

魚って、安いからたくさん買っても一気に使いきれないことがあります。

そんなときに、冷凍しておくと非常に便利なんですよ。

ただ、冷凍方法を間違えると、

おいしく保存できなかったり、ひどい場合はお腹を壊す場合があるので要注意です。

 

魚の冷凍方法と、保存期間について、まとめてみました。

 

そもそも家の冷凍庫って何度設定か知ってますか?

 

遠洋漁業で、何か月も冷凍状態のマグロは、

-30~40℃という低温で保存してあるため、何か月も保存できます。

冷凍時に急速冷凍しているということもポイントですね。

 

それに対して、一般の冷凍庫はどうでしょうか。

実は、JIS規格により、一般家庭の冷凍庫の温度は-18℃に設定されています。

しかも、設定があくまで-18℃ということであって、

実際は頻繁に開け閉めしますよね。

急速冷凍も難しいことが多いと思います。

 

ということは、

家の冷凍庫では、業務用の冷凍庫みたいに、

何か月も魚や肉を冷凍しておけないということです。

家庭の冷凍庫では、

何か月も冷凍しておけないことを知らないと、お腹を壊しますよ!

 

生魚を冷凍する方法と、おいしく食べられる期限は?

 

お魚屋さんで、生の切り身や、丸々一匹魚を購入した場合の

冷凍方法のポイントは2つあります。

1つは、頭や内臓を取り除くこと。

もう1つは、水気を丁寧にとることです。

 

頭や内臓の部分は傷みやすいので、取り除いておきます。

水気をふくのは、解凍時に出る水分によって、

魚本来のうまみが流れ出てしまうからです。

一匹、または切り身一つづつラップにくるみ、

まとめてパックなどに詰めましょう。

一匹ずつくるむのは少し面倒ですが、

空気に触れないことで、傷むスピードが抑えられます。

 

家庭用の冷凍庫なら、

冷凍してから一か月程度までに調理したほうがいいです。

忘れないように、パックに日時を書いておくといいですね。

 

さて、実は生魚を冷凍すると、

どうしても解凍時に水分が出るため、味が落ちやすいです。

おいしく食べたかったら、

下味をつけたり、調理済みの魚のほうが断然おすすめですよ!

 

生魚より、ひと手間かけたほうがおいしく保存できる!

 

下味をつけたり、調理することによって、

魚の水分が減った状態になるので、解凍時の味の変化が抑えられます。

調味料が魚の中にはいっていって、水分が押し出されるためです。

 

下味をつけたり調理済みの魚の場合でも、

冷凍しておく期間は一か月を目安にしましょう。

 

簡単なのは、下味をつける方法です。

さばいた状態の魚を醤油や、酒、みそなどにつけてから、

パックに入れ、余分な空気をぬいて密閉するように冷凍します。

この方法だと調理時の手間が大幅カットできるので楽ちんですよ。

 

焼き魚・煮魚もそのまま冷凍できます。

焼き魚の場合は一匹ずつラップでくるんで冷凍します。

煮魚など汁気がある場合は、汁ごとジップロックにいれましょう。

 

解凍したものを、もう一回冷凍してもいいの?

 

万が一ですが、

解凍したものをもう一回冷凍したい場合があるかもしれませんが、

やめましょう。

 

解凍した魚は、水分が出たあとの状態なので、

冷凍前の魚とは別物です!

食べられはするかもしれませんが、おいしくはないですよ。

食感がパサパサで、うまみも栄養も損なわれてしまいます。

 

まとめ

 

家の冷凍庫は温度設定が業務用よりも高いので、

何か月も冷凍しておけません。

一か月を目安に、食べるようにしましょう。

 

生魚よりひと手間かけて冷凍したほうが、

おいしく食べられますよ。

 

解凍したものは、すぐ使うようにして、

解凍・冷凍を繰り返すことはやめましょう。