夏といえば夏祭り。夏祭りといえば浴衣。
夏に大活躍する浴衣ですが、あなたは買いますか?それともレンタルしますか?
実は、浴衣は着物のようにレンタルすることができるんです。
今回は、浴衣をレンタルする場合と、購入した場合を比べてみました。
レンタルのメリット、デメリット
まず最初は、レンタルの場合を見てみましょう。
浴衣を着たい!と思ったときに、やっぱり気になるのがお値段。
東京都浅草にある着物レンタルショップ「rutile」(ルチル)には、浴衣と着付け、簡単なヘアセットをパックにしたプランがあります。
通常価格は3500円ですが、SNSの自分のアカウントに投稿すると、500円割り引いてくれるのだそう。
こちらは女性のみの特典のようです。
また、5名以上の団体だと、10%割り引いてくれます。
グループで浅草を楽しみたいときに便利ですね。
他にもカップル・夫婦でのプランや着物のプラン、オプションも充実しています。
このように、ショップでレンタルすると、着付けやヘアセットをしてくれるところが魅力的です。
浴衣の着付けは、慣れない人はけっこう大変。
プロの力を借りて着付けてもらえば、可愛く、かっこよく仕上げてもらえます。
しかし、レンタルは必ず返却しなければなりません。
返却のためにもう1度お店に行くのは、遊び疲れているときは少し面倒。
「もう少し遊びたい!」と思っても、お店と約束した時間には、戻って返却しなければなりません。
汚してしまったときのクリーニング代も気になりますし、自分に合うサイズがなかったり、気に入るデザインのものがなかったり、小物の質がよくなかったり……という場合もあります。
それに当日選ぶとなると、じっくり選んでいると遊ぶ時間がなくなってしまいますから、焦ってしまいそうです。
購入のメリット、デメリット
それでは、購入した場合はどうでしょうか。
まず、貸し借りの手間がはぶけます。
時間ぎりぎりまで遊んでいられますし、そのまま帰ることができます。
事前にショッピングの時間をとれば、自分が気にいる浴衣を心ゆくまで探すことができます。
身長や体型が他の人とあまり合わなくても、サイズの合うものを探すこともできるし、なんならオーダーメイドも可能です。
それに、買ってしまえば自分のものなので、改造もできます。
安いものだと2000円ほどで買えて、レンタル代もかかりません。
着替える時間も、出かける時間も自由。
レンタルするとなると、予約して、時間を決めて……という手間がかかりますが、自分で着るのなら、思い立ったときすぐに着替えて出かけられます。
合わせる小物も自由。ブーツをはこうが何しようが自由です。
しかし、着付けを自分でできる人、というのはなかなかいないですよね。
着付けを誰かに頼むなら、レンタルと同じように、時間を決めたりしなくてはいけません。
それに、買ったもののあまり着なくて、タンスのこやしになってしまいがちです。
来年も着るからいいや、買っちゃえ!と購入しても、来年になると流行りが変わっていて、結局着れない……
体型が変わってしまって着れない……
あらためて見てみるとなんか違う……
久しぶりに出したらカビが生えてた、虫にくわれていた……
などなどの理由で、着ないなんてこともざらにあります。
じゃあ結局どっちがいいの?
それでは、購入とレンタル、結局どっちのほうがいいのでしょうか。
レンタルは手軽ですが、レンタル料などがかかります。
1回の夏の間に、そんなに何回も着ないよ!
あまり長く出かけずに、早めに帰るよ!
いま流行りのデザインの浴衣がいい!
着付けはやったことない、自信ない……。
という人は、レンタルのほうがいいかもしれません。
購入する場合、レンタル料はかかりませんが、最初はそれなりのお金が必要です。
1回の夏の間に、何回も浴衣で出かけるよ!
夜遅くまで遊びたいよ!
流行りすたりじゃなくて、自分のスタイルを貫きたい!
改造してコスプレ衣装にするんだ!
ひとりで着付けもばっちりできるよ!
という人は、購入するのがおすすめです。
着付けの方法は、動画で見るのがおすすめです。
この動画では、浴衣の着付けと調節の仕方を紹介しています。
まとめ
・レンタルは着付けもやってくれるが、返しに行かねばならない
・購入すると改造したりもできるが、着付けができないと意味は半減
どちらにも、いいところ、悪いところがあります。
自分のスケジュールや、浴衣を着てやりたいことに合わせて、レンタルか購入かを選びましょう。