黒くて大きく、立派なはさみをもつダイオウサソリ。
飼いたい!と思っても、いったい何を食べるのか、どこで買えるのか分からない……。
私も別の種類のサソリを飼っていましたが、最初はそうでした。
そこで今回は、サソリを初めて飼う超初心者さんのために、サソリを飼っていた私が、おすすめのエサをご紹介します。
虫が出てきますので、苦手な方はご注意ください!
大迫力の捕食シーン!生き餌をあげよう
いきなり生々しい話になりますが、捕食シーン、見たいですよね?
サソリ飼育の楽しいポイントのひとつに、捕食シーンの観察があります。
力強いハサミでえものをがっしり捕らえ、かぶりつく……。
特にダイオウサソリの捕食シーンは、とてもかっこいいです!
そんな捕食シーンを見るには、やっぱり生き餌が1番!
生き餌というのは、つまり、生きているエサのことです。
抵抗感ありますか?それも無理はないと思います。
私も、最初はちょっと気持ち悪かったです。
私はイスラエルゴールデンスコーピオン、という種類のサソリを飼っていましたが、そのときは生きたコオロギをあげていました。
最初に100匹まとめて買ったときには、容器の中でうごめくコオロギが、ちょっと不気味だと思っていました。
手でつかむこともできず、割りばしでおそるおそるつかんでいました。
しかしエサとして見ていくうちに、だんだん慣れてきて、最終的に迷いなく後ろ足をもげるぐらいになりました(汗)
慣れって怖いですね・・・。
エサのやり方ですが、サソリのケースにコオロギを入れて、そのまま放置しておけば、勝手に捕まえて食べます。
割りばしでコオロギをつかみ、サソリの手前までもっていくと、お腹がすいていれば確実に食べてくれますよ。
こちらの動画では、ダイオウサソリがコオロギを食べるところが見られます。
いちおう、閲覧注意です。
生き餌はどこで売ってるの?
生きたコオロギは、爬虫類を扱っているペットショップや、通販で手に入れることができます。
野生のコオロギは感染症をもっていることがあり、また捕まえるのも大変なので、できるだけ買うようにしましょう。
ペットショップなら、1匹から売ってくれるところもあります。
たいていお客さんからは見えないところにあるので、店員さんに聞くと出してくれます。
生き餌は、コオロギの他にも、ゴキブリやミルワーム、ぶどう虫、かいこの幼虫などがいます。
ゴキブリといったら、あのすばしこくて黒い悪魔を思い浮かべますが、大丈夫。
エサ用で売っているゴキブリは、海外産の動きがとろいやつです。
むしろ、コオロギのほうが元気ですばしっこいです。
サソリが大きくなってきたら、小さいサイズのベビーマウスも食べられるようになります。
サソリにもエサの好みがあるので、いろんなエサを試してみてください。
生き餌のエサは何をあげる?
生き餌はもちろん生きているので、世話をしなくてはなりません。
しかしその分、栄養いっぱいに育てることができます。
コオロギなら、ご飯を作るときに出た野菜くずをあげたり、にぼしや昆虫ゼリーなどをあげてください。
コオロギフードという専用のエサも売っています。
また、金魚のエサもバリバリ食べます。
フレークタイプや、食べやすい小粒のものがおすすめです。
サソリの世話より、正直コオロギの世話の方が大変です。
ただ、コオロギを太らせ栄養たっぷりにすれば、それを食べるサソリも元気になります。
まとめ
・捕食シーンを見るなら生き餌
・生き餌はペットショップや通販で売っている
・生き餌には良いエサをあげよう
これで、サソリのエサは大丈夫!
缶詰コオロギやミルワームなどもありますが、食いつきがいいのはやはり生き餌。
ぜひ生き餌を手に入れて、サソリをかわいがってあげてくださいね!