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ダイオウサソリの寿命はどれぐらい?知っておくべき長生きのコツとは?

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ペットとして世界中で愛されている、サソリ。

中でもダイオウサソリは、日本国内でも飼っている人はたくさんいます。

かっこいい姿にひかれるものの、気になるのはその寿命。

引越しをしないとは限りませんし、どれぐらい生きるのかって、気になりますよね。

今回は、サソリ飼育経験者の私が、ダイオウサソリの寿命についてご紹介します。

 

 

サソリの寿命はどれぐらい?

たいていの場合、寿命は3〜8年ぐらいです。サソリは、あまり末長く生きる生き物ではありません。

しかし、大切に育てられたサソリは長生きし、10〜15年生きる場合もあります。

中には、25年近く生きたという記録もあるそうです。

 

ダイオウサソリの場合、平均的な寿命は10年です。

3年ほどかけて、幼体から大人になります。

10年もあれば、引越しや生活の変化などなどが起こるもの。

家族の理解を得たり、飼育環境を整えたりできるようにしましょう。

 

 

サソリを長生きさせるには

 

サソリを飼うにあたって、「飼育環境」と「家族の理解」はとても大切です。

私の場合、ほとんど衝動買いだったので、最初は家族に隠れて飼い始めました。

飼育ケースがわりに小さなタッパーを用意し、水もろくにあげられない生活・・・。

もちろんすぐにバレましたが、無理したせいか、サソリは約半年で死んでしまいました。

死んだと分かった時には、悲しかったと同時に「もっとちゃんと世話していたら・・・」と、ものすごく後悔しました・・・。

 

「サソリを飼育する」ということは、普通はなかなか受け入れられないことのようです。

私の場合、まず親に反対されました。

サソリを嫌う理由を聞くと

 

・足がいっぱいある

・エサ(コオロギ)が気持ち悪い

・なんか危なそう!やだ!

 

とのこと。

ただ、毒は少ない、人を殺すなんてもってのほかだ、ということを伝えると、多少は納得してくれたようでした。

 

一般的に、サソリには「危ない」というイメージがついてまわります。

ここをうまく説明できるかどうかで、サソリ飼育の明暗は分かれるかと思います。

ダイオウサソリの場合、ハサミの力が強いことはあえて伝えず、万が一刺されても少しはれる程度の毒であることを強く伝えるといいでしょう。

 

家族や同居人からの理解を得られないと、十分な飼育環境で飼うのは、どうしても難しくなってしまいます。

一緒に暮らす人がいるのであれば、事前に説得してから飼うようにしましょう。

サソリもペットである以上、大切な家族の一員なのですから。

 

 

長生きの敵!脱走は絶対ダメ!

 

また、サソリの脱走には、絶対に気をつけてください。

まだ国内で有毒のサソリが買えたころ、マンションの一室から、サソリが逃げ出すという事件が起こりました。

このとき逃げ出したサソリは「イエローファットテールスコーピオン」という種類で、ペットとして人気ですが、人を殺せるほどの猛毒をもつものでした。

このため、マンションの住民は一斉退去、サソリを駆除するという大事件になってしまいました。

そして、日本国内で、イエローファットテールスコーピオンを含む、猛毒を持つサソリは、基本的には飼えなくなってしまったのです。

 

猫や犬と違って、サソリが好きな人は、残念なことにまだ少数派です。

犬猫なら

「あらーかわいいねー!どこからきたのー?」

ってなる人も、サソリになると

「ぎゃー!サソリ!殺される前に殺す!!」

と、ゴキブリよろしく殺虫剤をかけることでしょう。

 

家の中ならまだしも、もし外に逃げ出してしまったら、最悪の場合、他人をけがさせたり、怖い思いをさせたり、殺されたりするかもしれません。

 

サソリは暗くて狭いところにもぐりこみたがります。

外に逃げ出してしまったら、見つからない可能性のほうが高いです。

また、ペット用として売られているほとんどのサソリは、日本の生き物ではありません。

日本の環境では生きていけず、どのみち死んでしまうことでしょう。

 

脱走だけは、絶対にさせないようにしましょう。

 

 

まとめ

 

・ダイオウサソリの寿命は、約10年

・長生きのためには、家族の理解も大事

・脱走はダメ、絶対!

 

これらのポイントをふまえて、愛情をたっぷり注いであげれば、サソリもきっと長生きしてくれます。

ダイオウサソリを、ぜひ可愛がってあげてくださいね!