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成長期の子供の食事は何に気を付ける?低身長や栄養失調で困るかも!

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成長期の子供をかかえるお子さんがいる家庭は、

食事にも気をつけないといけないですよね。

 

ただ、ごはんをしっかり食べろといっても、

ダイエット中と言われたり、ファーストフードを食べてきたりで

用意してくれなかったものを食べてくれない場合もあります。

 

思春期と成長期が重なっているようなのも悩ましいところかもしれません。

 

大人も子供もストレスが少なくなるように、

成長期に必要な食事をとる秘訣についてまとめました。

 

そもそも成長期っていつから始まるの?思春期と同じ?

 

成長期の定義を確認しましょう。

 

一般的に、身長が伸びる時期を成長期といい、

思春期とほぼ重なってきます。

男子の場合は、11歳から18歳程度。

女子の場合は、9歳から16歳程度です。

 

思春期というと

大人のいうことを素直に聞いてくれなくなるイメージがありますが、

きちんと栄養のあるごはんを食べてくれないと、

身長が伸び悩んだり、

栄養失調になったりする場合がありますね。

友達との付き合いもふえて、子供だけで外食することも増えていくと思いますが、

なるべく栄養のあるごはんを食べてもらいたいものです。

 

成長期の食事では何に気を付ければいいの?体の成長を考えて。

体を成長させるためには、肉のもととなるたんぱく質が必要です。

思春期の子供は、成長するために大人よりも多くのたんぱく質を必要とします。

簡単にいうと、肉・魚・卵・大豆・牛乳などです。

 

血をつくるためには、鉄分も大事です。

成長して体が大きくなると、血液もたくさん必要になります。

貧血になると、たちくらみやめまいが起こります。

特に女の子は生理が始まる場合があるので、

気にかけてあげてください。

 

なお、肉・血ときたら最後に骨です。

カルシウムを取るようにしましょう。

小魚、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品が大事ですが、

これはたんぱく質と通じるものがありますね。

 

また、心や頭の発達に必要な、

DHA(ドコサヘキサエン酸)や亜鉛も大事な栄養です。

 

さて、必要な栄養はわかったところで、

頑張って料理したものを子供が食べてくれない場合は、

悲しい気持ちになりますね。

 

バランスよく栄養をとってもらうには。食べてもらえない場合の対策。

 

たとえば、たんぱく質とカルシウムが豊富に含まれる牛乳を、

嫌いという子供は多いと思います。

小中学生なら給食で無理にでも飲まねばいけなかったかもしれませんが、

高校生になるとそうもいきませんよね。

 

牛乳はそのままで飲めなくても、

ミルクココアや、スープにすると独特の臭みがなくなって

摂りやすい場合があります。

同じ乳製品の仲間のヨーグルトなら甘みがあって食べやすく、

成長期にぴったりのカルシウムの入ったものも売っています。

ドリンクタイプのものもありますね。

食卓に置いておけば、抵抗なく飲んでもらえると思います。

 

かなり小さいうちから、当たり前に牛乳を飲ませるというのもいいかもしれません。

ちなみに私の子は、牛乳だけでもまあ飲んでいますが、

ミルクココアやスープのほうが大好きです。

ミルクスープは、温めてコンソメなどで味付けするだけなので簡単ですよ。

(ウィンナーや温野菜を足してもおいしいです。)

 

また、

鉄分が豊富なあさり、レバー、ひじき、海苔、牛肉などに鉄分が豊富に含まれていますが、

レバーやヒジキが苦手という子は結構多いのでは?

どう料理しても苦手な食材を食べるのは大人でも辛いので、

サプリメントに頼ってしまうというのも、頭においておきましょう。

自分が食べられないものを子供に食べろと言っても、

説得力がないですからね。

 

 

 

まとめ

 

成長期は、

男子の場合は、11歳から18歳程度。

女子の場合は、9歳から16歳程度です。

ほぼ思春期と重なってきます。

 

血や肉、骨を作るには、たんぱく質、鉄分、カルシウムが必要です。

心や頭に必要な栄養としてはDHAや、亜鉛も大切です。

 

料理で工夫したり小さいうちから

色々な食材に慣れさせるのもいいですが、

ストレスがたまるなら、サプリメントに頼っても大丈夫ですよ。