母乳から離れ、離乳食を食べ始めたはいいものの、子供に何を食べさせたらいいやら迷っていませんか?
離乳食を食べ始めてすぐの頃は、食べられるものも少なく、何を食べさせたらよいやら困ってしまいますよね……。
市販のベビーフードもいいけど、ママの手料理も味わってもらいたいもの。
それに、いつも同じものだと、赤ちゃんも飽きてしまいます。
そんなとき、ぜひ試してもらいたい食材が「トマト」。
今回は、赤ちゃんにもおすすめ!栄養たっぷりのトマトについてと、赤ちゃんへの食べさせ方もご紹介します!
トマトは赤ちゃんに食べさせてもいいの?
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだまだか弱い存在。
ましてや離乳食を食べ始めたばかりの頃といえば、食べさせてはいけない食材もあるし、色々心配ですよね。
しかし、トマトであれば心配はいりません。
むしろ食べさせてあげてください!
トマトは「ビタミンC」を多く含む食材で、世界中で愛されている食材の1つです。
タンパク質やミネラルも含み、水分もたっぷり。
赤ちゃんはもちろん、大人にもおすすめの食材です。
赤ちゃんにあげるときには、生のままではなく、加熱して柔らかくするのがポイント。
ぜひ離乳食に使ってみてください。
おいしいトマトの選び方
赤ちゃんに食べさせるのなら、どうせならおいしいものがいいですよね。
「トマト」は夏の季語と言われていますが、実はトマトの旬は夏ではありません。
トマトは高温多湿な環境が苦手。
夏のトマトは、味がしっかり出る前に赤くなってしまうのだとか。
ただ、皮は柔らかいそうですよ。
では、トマトの旬って、いったいいつなのでしょうか?
トマトの旬は2回あります。
春から初夏にかけてと、秋から冬になるころです。
この時期のトマトは、旨みが強くなると言われています。
旬の季節がやってきたら、ぜひ買ってみてください。
初期の離乳食ってどんなもの?
さて、さっそく離乳食を作るぞ!
……と意気込むのもいいですが、そもそも、初期の離乳食ってどんなものなのでしょうか。
離乳食は、一般的には生後5・6ヵ月頃から与え始めます。
もちろん個人差があるので、これより早くても遅くても大丈夫。
子供のペースに合わせて与えましょう。
無理に母乳離れさせなくても大丈夫です。
初期の離乳食は、とろとろにするのがポイント。
相手は、まだ歯の生えきらない赤ちゃんです。
当然うまく噛むこともできないため、ポタージュ状にして、食べやすくしてあげましょう。
最初のうち、離乳食はひとくちから始めます。
たったひとくちなので、赤ちゃん用の食事を用意しなくても大丈夫。
大人の食事の中からじゃがいもなどを取って、よく押しつぶしてお湯を加え、ひとくちあげてみるのがおすすめです。
食べる回数と量を増やしていき、よく食べるようになったら、離乳食を作り始めましょう。
まずは、消化のいいものから。
最初の頃は、おかゆがおすすめです。
赤ちゃんが慣れてきたら、野菜も入れてあげましょう。
このとき、トマトも試してみてください。
また、味つけにも気をつけてください。
赤ちゃんにいきなり味の濃いものをあげてしまうと、
舌がそれに慣れてしまって、大人になっても味の濃いものばかり……
なんてことになりかねません。
離乳食は、素材の味を生かして、薄味になるよう調整しましょう。
人肌ぐらいの温かいものが食べやすいようです。
トマトをつかったおすすめ離乳食レシピ
初期の離乳食は、作るほうもビギナー。
レシピを見ながら作ってみましょう。
ここからは、おすすめのレシピをご紹介します!
・トマトペースト
いろんな離乳食に使うことができる、トマトペーストです。
塩などの調味料を使わず、トマトだけで作ります。
赤ちゃんの食事だけでなく、大人用のご飯にも使えそうです。
保存料なども使っていないので、早めに食べきってくださいね。
・トマトとほうれん草の離乳食
「みきママ」という方が作っているレシピです。
野菜をゆでて、ミキサーでとろとろにします。
詳しい作り方は、みきママさんの本にも載っているそうです。
ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
・トマトは赤ちゃんにもぴったりな食材
・トマトの旬は、春〜初夏と秋〜冬
・最初はひとくちから試してみよう
母乳から離れてすぐのときは、口にするもの全てが初体験。
焦らず騒がず(といっても難しいですが・・・)、ゆっくり与えていきましょう。