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ノロウィルスって症状が軽い時もある?もしかしてノロかもと思ったら注意すること

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世の中には、一回も胃腸炎や食中毒になったことがないという人がいます。

トイレで吐くのは二日酔いのあと、という人もいます。

ノロウィルスなど感染性の胃腸炎は非常に感染力が強いのにも関わらず、

彼らはどうして大丈夫なのでしょうか。

 

もし、ノロウィルスに感染していても、

症状が非常に軽く済むということがあるのか、調べて見ました。

 

普通は、ノロウィルスにかかるとどうなるもの?

 

 

ノロウィルス性胃腸炎は、カキなどの貝類に潜むノロウィルスが原因で

発症する食中毒タイプと、

人から人へと感染する感染性タイプに分けられます。

 

冬場はカキを食べる機会が増え、食中毒タイプが増えるかたわら、

感染性タイプも猛威をふるいます。

 

ノロウィルスにかかると

急に、高熱、悪寒、下痢、嘔吐などを発症し

脱水症状も引き起こされる危険な状況になります。

しかも、特効薬があるわけではなくひたすら、

ウィルスを嘔吐や下痢で排出しきるまで治らないという、非常につらい症状です。

 

家族がノロウィルスを発症すると、

家族全滅したりするほどの感染力があるにも関わらず、

自分だけは、ちょっと風邪かなくらいで

終わったという人もいます。

 

ノロウィルスにかかっても症状が軽い理由は何?

 

ノロウィルスにかかっても、つらい嘔吐や下痢がなかったらいいですね。

なぜ、症状が軽く済む人がいるのでしょうか。

 

それは、免疫の差によるものです。

人間の体は、同じウィルスであれば免疫機能によって守られるようにできています。

そうはいっても、

毎年同じ型のノロウィルスが蔓延するわけではないので、

少々不調な状態にはなるかもしれないのが、

免疫が強い人がノロウィルスにかかったときの症状です。

 

大人の方が様々なウィルスにさらされた経験が高いので、

子供より大人のほうが症状が軽い場合が多いです。

ただし、インフルエンザウィルスのように、

ノロウィルスも突然変異を起こすことが多々あります。

 

大きな変異のときは、

辛い症状が出る人が多く、ノロウィルス大流行などと報じられたりします。

 

ノロウィルスの症状が軽いからといって安心できない?気を付けるべきことは?

 

周りがバタバタとノロウィルスにかかって苦しんでいる中、

自分だけが大丈夫だった場合も、油断できません。

なぜなら、ノロウィルスに感染しなかったのではなく、

感染したが免疫が強かったために症状が抑えられた状態かもしれないからです。

 

自覚症状のないまま、ウィルスをまき散らしているかもしれませんよ!

 

とくにトイレでは注意が必要です。

ノロウィルスの症状が発症していない場合人でも、

体内でウィルスが増殖した結果、

発症している人と同じ量のウィルスを輩出しているという意見もあるのです!

 

もし自分がノロウィルスに感染しているかもと思った場合は、

トイレでは、水を流す際に蓋をしてから流します。

(本当は、ノロウィルスに感染している場合は、

便を流す前に消毒するという作業が必要ですが、外出先だとなかなか難しいですね。)

 

あたりまえですが、トイレ使用後は必ず手を洗います。

他にも、タオルの共有はしない。

湯舟につからず、シャワーで済ませる。

食べ物を手渡さない。

など、感染を拡大させないように気をつける必要があります。

 

 

 

まとめ

 

ノロウィルスに感染したとしても、

免疫が強ければ、嘔吐や下痢などの症状がでずに済むことがあります。

子供より大人のほうが症状が軽いのは、免疫の差によります。

また、つらい症状がでなかったとしても、

感染している場合があるので注意が必要です。

少しでも自分が感染していると思ったら、

二次感染を防ぐために、トイレの際など特に気を付けましょう。