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トマトで日焼けや美肌の対策を!効果的な食べ方はコレだ!

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夏の日焼けや美白の対策に、トマトを食べるといいっていうのは最近よく耳にしませんか?

テレビでも健康や美容への食べ物の効果についてはかなり取り上げられているので、

トマトに含まれる「リコピン」という名前も聞いたことはありますよね!

 

では実際、「生で食べるのと加熱して食べるのとでどう違うのか?」

「どのぐらいの量を食べたらいいのか?」などについては

良く分からない方が多いのではないでしょうか?

 

今回、食べ物の栄養についての本などを読んで調べましたので、

トマトについての知識をまとめてみました!ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

トマトの成分「リコピン」とは何?

 

 

リコピンとは、カロテノイドという動植物に含まれる赤色系色素のうちの一つで、

他にもβ-カロテンやルテインなどもこれにあたります。

 

カロテノイドには強い抗酸化作用があり、その中でも特にリコピンは、その効果が高いものなんですね!

ちなみに抗酸化作用とは、私たちの皮膚の老化や生活習慣病の原因となる活性酸素

除去してくれる機能のことです。いわゆる「アンチエイジング」の効果ともいえるでしょう。

 

活性酸素は私たちの細胞と結び付くことで、細胞を酸化させてしまうのですが、

食品添加物、たばこ、紫外線、ストレスなどによって作られてしまうので避けにくいものと言えます。

 

なんと、リコピンには、β-カロテンの2倍、ビタミEの100倍もの、強力な抗酸化作用があります。

トマト以外だと、スイカ、ピンクグレープフルーツ、サクランボなどにも多く含まれています。

 

トマトが日焼けや美肌対策になるしくみ

 

上記のとおりトマトに含まれるリコピンですが、紫外線を浴びた肌に有効な働きをしてくれます。

 

私たちの肌は紫外線を浴びると、肌の表面に炎症やごわつきが生じます。

また、肌の内部には活性酸素の刺激によってメラニン色素が大量に発生し、

これが後にシミの原因となってしまうんですね。

 

実際にマウス実験の結果からも、リコピンによって、表面の赤味が抑えられたりメラニンが減少したりと、

日焼け止めのような効果があることが分かっているそうです。

 

さらに、紫外線で肌が酸化するとコラーゲンの生成が減少してしまうのですが、

リコピンがコラーゲンの生成も助けてくれる役目をしてくれるので、美肌にも効果的なんです。

リコピンかなり優秀ですね!

 

リコピンの効果的な摂取方法のポイント5つ!

 

どうせ食べるなら効果的に摂取したいですよね!

ケチャップは大丈夫だけど、トマトは生では苦手…。なんていう方も必見ですよ。

 

その1、生食よりも加熱した方がよい吸収率が上がる。

ビタミンCは加熱すると失われてしまいますが、リコピンの吸収率は加熱することで2、3倍アップします。

リコピンを取り囲んでいる食物繊維の壁を壊しておく方が吸収しやすくなるので、

加熱はもちろん、ジューサーにかけたり刻んで煮つめたりするのがポイントです。

生のトマトを絞ったものより市販のトマトジュースは熱処理されているので吸収率が良くなります。

 

その2、油や脂肪分と一緒に取ることで吸収されやすい状態になる。

リコピン脂溶性のため、油(特にオリーブ油)と一緒に食べると吸収率が良くなります。

イタリアンのメニューは、オリーブ油とトマトがたくさん使われているものが多いので

とてもいい摂取の仕方といえますよ。

また、脂肪分と一緒に摂取するという意味では、牛乳を一緒に飲むのも効果的です。

 

その3、赤色が濃いものを選ぶ。

トマトの赤い色が濃いものほど、含まれるリコピンの量も多くなります。

ですので、実は大玉のトマトよりもプチトマトの方が割合的には多くリコピンが含まれています。

 

その4、朝の時間帯に食べる。

リコピンの吸収率は、夜よりも麻の方がいいとされています。

ただ、リコピンがその役目を発揮するまでに6時間以上かかるので、

夜に食べておくことで次の日の肌の状態が良くなるので夜の方がいいという考え方もあります。

 

その5、大玉2個分が1日の必要量。

なかなか毎日大玉のトマトを生で2個食べるというのは難しいですよね。

なので、生のサラダ以外にも、トマトジュースやトマトソース、ケチャップなども含めて

そのくらいの量になっていればOKですよ。

 

まとめ

 

①トマトに多く含まれるリコピンとは、カロテノイドという赤色色素の一つで、強い抗酸化作用を持つ。

リコピンは、紫外線による肌のダメージやコラーゲンの生成に有効な成分なので、

トマトを食べると、日焼けや美肌の対策ができる。

③トマトのリコピンを効果的に摂取するポイントは、

1、加熱2、油分と一緒に摂る3、赤色の濃いものを選ぶ4、朝に食べる5、目安量は大玉2個分

 

トマトって身近な野菜ですが、工夫して食べるとこんなにいい効果があるんですね!

継続することが大切なので、無理なく始められる方法でぜひやってみてくださいね。